「あきない世傳 金と銀」本当にありがとう | 幸せは自分の心が決める

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退職した夫と犬1匹猫6匹で暮らしています。社会福祉士として高齢者介護支援業務についています。派遣で働く長男、うつ病になった次男がいます。

昨年
担当していた90歳の方が
高田郁さんの本を
読んでいらして
興味を持ちました
手始めに何か一冊と
最初に手にしたのが
「あきない世傳」
でした
シリーズ全13巻
+特別編の上と
最近下が刊行されました
江戸時代享保年間が
舞台です

とにかく巻を追うごとに
驚く展開が待っており
高田氏は
稀代のストーリーテラー
だと思います
主人公の幸が
数々の苦難に立ち向かい
乗り越えていく様は
本当に
わくわくしました

今回の特別編を読み終え
改めて心に残ったことを
お伝えしたいと思います

大阪や江戸の大火によって
何度も打ちのめされる
けれど
そこから歯を食いしばって
立ち上がり
新たな暮らしを営む人々
災害とともに生きる姿は
今も昔も変わらず
尊いものだと感じました

日本の四季や風物詩が
美しく描かれています
この国を
愛おしく思い
日本人に生まれて良かった
としみじみ思いました

「縁と月日」
作中によく出てくる言葉
でした
物事はゆっくり焦らず
次男のことで
つい焦ってしまう自分への
戒めとなり
そして縁は
ブログを始めて
みなさんと繋がれたこと
ではないかなと思います

もうすぐ次男が帰省します
久しぶりに会えるのが
とても楽しみです
また報告します