わたしのリウマチあるある❹
リウマチ患者さんにとっての
日常における切実な悩みといえば･･･
これを挙げる人が
多いんじゃないかな⁇って思うのが、
「自分に合った靴を選ぶ」ことです
関節リウマチという病気を
受け入れていく過程で･･･
突如訪れた、この難関
きっと皆さんも
経験ありますよね･･？
＊＊＊
リウマチ発症初期の頃に、
私が経験した足の変化の中で
すごく印象的だったのが・・
"土踏まずがなくなる"ということでした
これが、何とも言えない
微妙〜な気持ち悪さで
足を一歩踏み出す度に、靴底と足裏の間に
今まで味わったことのない
違和感を感じるようになりました
(初め、何が起きているか分からなかったな…
土踏まずのはずなのに、土踏めるんだもんね…
)
最初はちょっとした違和感を
感じるくらいだったけど、
そこから先は怒涛のように・・・
足の指や指の付け根部分、
足首、くるぶし、かかとなんかにも
リウマチ特有の痛みの症状や、
その痛みを庇うことによる別の痛みまで
足の様々な部位に、
症状が現れるようになっていきました
こうなってくると
リウマチ発症前に履いていた靴は
みるみるうちに、
出番をなくしていきます・・・
まだ20代前半で、
オシャレを楽しんでいた時期ですからね
先のとんがった靴やヒール、
冬は皮の(硬い生地の)ブーツなども、
好んでよく履いていました
そういう靴は、
健康な足でも痛みが出やすい靴なので
履けなくなって当然だけど…
だからといって、運動靴なら良いという
わけでもありませんでした
リウマチになってから、
痛みが出ずに長時間履ける運動靴を
店頭で探したことがありますが、
底がペッタンコの運動靴でも、
●底のクッションが薄くて
履き心地が悪かったり
●生地が硬くて着脱しにくかったり
●幅が狭くて窮屈だったり
●インソールが外せる靴が少なかったり
●甲の部分に当たる生地に違和感あったり
●そもそも靴紐を調節して結ぶ過程が
面倒だったり(しゃがむことができない)
・・・これらの、
痛みに繋がる危惧点が
次々と見つかって、
なかなか自分に合う運動靴を
見つけることができませんでした
最終的に、
チェックした中で一番良さそうな靴を
もうこれでいいか！と買ってみたけど…
やっぱり、履いているうちに
足に痛みが出てきてしまって、
ストレスなく履ける靴ではなかったので
残念ながら長く愛用できる
アイテムになることはありませんでした
そんなこんなで、
私の靴選び迷走期間は
割と長くかかりましたが・・・
(その頃は、踵部分を折り潰して履ける
運動靴版サンダル？のような靴を
その場凌ぎのような感じで履いてました
)
ある日、ネットショッピングで
大冒険してみたおかげで、
長年愛用できるアイテムに
ようやく出会うことができました
この記事は7年前の記事なんですが、
私がブログを休止していた期間にも
たくさんの方が検索して
訪れていてくれたようで…
やっぱり、
リウマチ患者の皆さんにとって
＂靴選び＂というテーマは、
永遠の悩みというか…
切っても切り離せないものだなぁ…と、
つくづく感じました
この靴がリウマチの私にも履きやすい理由は
上の記事に細かく記してあるので、
今回は詳しい詳細は省きますが・・
カラーバリエーションが豊富で、
カジュアルにもフォーマルにも
活躍してくれる靴なので、
どの年代の方にも
重宝するアイテムだと思います
7年前の記事なので、
時代の流れとともに価格の改訂があり、
そこは追記しておきました
(安く買えることに越したことはないけど、
こればっかりは仕方ないですね…
)
紹介したこの靴が、
全てのリウマチ患者さんの足に
合うわけではありませんが、、、
私も、靴選びでだいぶ
迷走した経験があるので…
同じように困っている
リウマチ患者さんたちの選択肢が
少しでも広がったらいいなぁと思い、
上記の記事を書きました
( ストラップ、ハンズフリー装着は
未だに周りのみんなから
何それ凄いと驚かれます
普段は茶系統の色を履いていますが、
黒も一足持っていると安心かも
)
この靴に出会ってからは、
すっかり、これ一択になりました
他の良さそうな靴を見つけても、
どこかしらに問題が出てきてしまい
結局、こればかり履いているので…
今はもう他の靴を探すこともしていません
冬の寒い時期だけは、
この靴だと足が寒いので・・
下の記事に書いた
ムートンブーツを愛用しています
だから、
私が持っている靴は実質この2足
デザインにも履き心地にも満足しているので
私の靴選びの迷走は、ようやく終わりを
迎えることができました
履ける靴が減ってしまったのは
正直、悲しい経験だったけど･･･
自分の足に合う
お気に入りの靴に出会えたことは、
悲しい気持ちに上塗りできるくらいの
幸運な出来事だったと思っています
体が痛いと、外に出かけるのも
億劫になってしまいがちですが･･･
「お気に入りの靴を履いて、
好きなところへ出かけたい
」
•••そんな素直な気持ちも、
大切にしていきたいと思っています
