高市氏は1月の通常国会冒頭で衆院解散を通達。衆院選に突入したが、来年度の予算審議を先送りにしての解散には、党内外から批判が起きた。
高市人気に乗っかり、自民党は316議席(315+追加公認1)という歴史的大勝を収めた。すると今度は、「予算の年度内成立を目指す」の大号令。首相の思惑で、国会は“高市劇場”の様相を呈してきた。
「もう何でもできるわねっていう感じになって、私が言うことについて言えば、圧倒的多数の7割の国民が“早苗さんが言うことなら全部賛成ですよ”って言ってくれるだろうっていうことなんで。なんか事実上、独裁者的な感覚になってるんじゃないかなって気はしないでもないですね」と、過激な表現を使って高市政権を牽制した。
2月24日の衆院本会議で行われた、高市早苗首相(64)の施策方針演説に対する各党の代表質問。高市氏は、波紋を呼んでいる自身の“コラム全削除”騒動に関して口を開いたのだが、その内容がさらに物議を醸している。
「『消費減税は私の悲願』は真っ赤なウソ…公式ブログ記事1000本を検証して判明『増税政治家・高市早苗』の正体」と題した検証記事。記事は、今年1月に“消費税減税が悲願”だとしていた高市氏の主張をめぐって、’00年から高市氏の公式サイト上で掲載が開始されたコラムを検証したところ、“増税容認”と読み取れるコラムが見つかったという内容だった。
そして、翌18日に高市氏の全てのコラムが公式サイト上から削除され、Xでは「ブログ全削除」がトレンド入り。高市氏は昨年11月の臨時国会で「私の進歩も含めて見ていただこうと、過去のコラムも撤回したようなものも含めて全て掲載を続けている」と述べていたこともあり、今回の騒動をめぐって、その言行不一致を指摘する声や、“過去の不都合な発言の証拠を消した”などとする批判が相次いだ。
高市氏は「衆議院議員選挙運動期間中は、選挙向けの候補者サイトにしていましたが、これを通常のものに戻すにあたり、総理になってからコラムを書く時間もなく、ずっと更新できていなかったこともあり、コラム欄は削除しました」と回答。さらに、公式サイトをシンプルにするために、コラム欄を含む各項目を削除し、「読みやすくした次第」とも語っていた。
高市氏の主張には、Xやネットニュースのコメント欄では《言い訳にしか聞こえない》《発言が変わっている事への批判を防ぐためだろう》といった厳しい意見があふれたが、なかでも辛辣に高市氏を批判したのが、橋下徹元大阪府知事(56)だ。24日に更新したXで、高市氏の答弁を伝えたメディアの記事を引用し、こう皮肉った。
《総理になる前は、日本保守党のような口だけ番長全開だった。コラムが明らかになれば揉めること必至だが、総理になる前は他国の声は無視すると断言》
さらに、続く投稿でも、《総理になる前は、総理になればできないことを、やるやると強気一辺倒》とし、党内きっての保守派として鳴らす高市氏の政治スタンスを、以下のように問いただした。
《総理になったら政治主張が変わったのか。かつてのコラムは本心ではないファッション保守だったのか。それとも政治主張は変わらず、単にタイミングを見ているだけなのか》
続けて、橋下氏は首相という高市氏の強力な立場に触れ、《総理になる前の口だけ番長全開のままなら、衝突ギリギリの判断の時に危なくてしょうがない。ファッション保守だったのなら素直にそこは説明すべきだ》と主張。自民党と連立を組み、自身が創設した日本維新の会についても《同じ傾向のある政党》と懸念し、野党による追及の必要性を訴えた。
高市氏の主張を「口だけ」とこき下ろす橋下氏だが、実はコラム削除騒動が起こる前の22日にも、舌鋒鋭く高市氏を批判している。その理由は、高市氏が同日の「竹島の日」に島根県・松江市で行われた式典に、閣僚を派遣しなかったことだ。
’05年の「竹島の日」制定以降、歴代政権が閣僚を派遣した例はなく、内閣府政務官にとどめてきた。式典開催側にとって閣僚派遣は悲願でもあったのだが、高市氏自身も昨年9月の総裁選直前のネット番組で、「(記念式典に)堂々と大臣が出て行ったらいいじゃないですか。顔色を伺う必要はない」と主張していた。
ところが、当日に閣僚が派遣されることはなく……。日韓関係を重視する上では正しい判断といった評価がネットでは散見されたいっぽう、開催側としては“約束”を反故にされたかたちでもあり、式典冒頭では「恥を知れ!」「なんで大臣いないんだよ!」とヤジが飛んだ。
《高市さんは総裁選で「韓国に配慮する必要はない。閣僚を出席させる」と明言。しかし総理になればできない。高市さん大応援団の口だけ番長主張はこれで終了》
さらに、高市氏が’24年の総裁選で首相就任後も変わらず靖国神社に参拝するとの方針を明かしつつ、昨年の総裁選を制した後に参拝を見送った経緯にも触れ、以下のよ不満をぶちまけていた
《首相の靖国参拝も竹島の日の閣僚出席も、「できないことはできない」と認めるのが誠実な政治。 ここをやるやる詐欺をする高市さんはダメ。 高市大応援団もダンマリ。 あの威勢の良さはなんやったん?》
連日のように高市氏の“ブレ”が取り沙汰されているが、それでも高い内閣支持率を得ている以上、多くに国民にとって大きな問題ではないのかもしれない。
高市さんの比類無い権力欲を甘くみてはいけない。
総裁に上り詰めるまでは、上り詰めるためのポーズ、言動をとる。
そして、総理大臣になればその権力を手放さないための言動に切り替える。
もともと政治信条など無い人だ。
権力を得て手放さないということだけがこの人の行動基準である。
高市氏が保守を装おっているのは経歴からも分かる。
大学卒業後、アメリカ民主党議員事務所でアルバイト→帰国後立候補のために自民党に推薦依頼→落選後リベラルズに参画→当選後小沢氏率いる保守党に参加→小沢氏の影響力が低下すると見るや→安倍氏を頼って自民党へ。
いわば、権力のある場へ行ったり来たり。
まさか高市総理を根っからの「保守」だと信じているような初心な支持者さんは皆無だろうが、日本の有権者が総理の経歴さえ調べようとしないのが不思議で仕方ない。
維新の会、自民の「なんちゃって保守」が依拠しているのは、保守思想ではなく、むしろ大衆動員型の政治です。
特徴は明確です
危機を強調する
敵を明確化する(外国、移民、左派、官僚など)
感情を動員する
急進的な制度変更を正当化する
これは思想分類上、保守というよりむしろ
革命的ナショナリズム
大衆ポピュリズム
あるいは準革命運動
に近い性質を持ちます。
別に高市総理を支持している人たちは高市総理がファッション保守であろうと似非保守であろうと関係ない。あれだけこだわっていた靖国を参拝しなくても,竹島問題の集会に自分や閣僚が出席しなくてもそんなことはどうでもいいことだと思っている。支持している人たちは高市総理の政治信条や政治哲学などを支持しているわけではなく,強きな言葉遣いや愛想笑いや元気いっぱいのパフォーマンスに引き付けられているだけ。芸能人の追っかけのようなもの。
というか、高市を支持してる輩が沈黙してきてるけど、どうした?
君たちの思い通り、ちゃんと殺傷能力のある武器を輸出できるようになり、戦争を他国に進められる国になったじゃないか?
後は、中国に売られた喧嘩を返すために、莫大な軍事費をかけて、富国強兵への道を目指すのみになったんだから喜ばしいじゃないか。
新人議員だけには飽きたらず、カタログギフトを麻生や萩生田にも配った天然の高市様を支持する推し活のみなさま、是非、戦前回帰を目指す高市政権に喜びのコメントをどんどん投稿して下さいね!
衆愚政治とは、知識や判断力が不十分な大衆が扇動政治家(デマゴーゴス)に操られ、感情論や短期的利益に基づいて誤った政治決定を行う民主政治の堕落形態。
アリストテレスが提唱し、ポピュリズムの危険性を指す言葉として、現在も現代民主制の課題として引用されます。
高市氏も、選挙前には敢えて具体的な政策を一切語らず「世界の真ん中で咲き誇る日本」などという意味不明な発言に徹し、SNSも最大限利用、民衆にとって耳当たりの良い言葉だけを語っていました。
でもそろそろ本気で一党独裁的な政治を始めます、その第一歩が、殺傷能力のある武器の輸出を「原則」認める提言なのでしょうか。
物価対策とかましてや減税なんて頭の片隅にも有りません、関心は自分の権力とお金だけしか無い。
全くその通り。