長いので少しか読んでない
短期政策金利である無担保コールレート・オーバーナイト物は0~0.1%でほぼゼロ%に等しい。さらには、異次元緩和政策以前の伝統的金融政策時代には禁じ手だった「お金ジャブジャブ」政策まで採用し、現在その状態は最高レベルだ。
日銀はその状況を日々加速させている(筆者注:日銀は国債を償還額以上に購入している=保有国債純増。国債購入の対価として市中にばらまかれたお金も増加を続けている)。円安は止まらず、人々が苦しんでいる物価高騰に何ら手を打てずにいるのだ。
そもそも日銀が「国債買いオペ減額」をしたら、誰がその穴を埋めるのか。
6月21日付け日経新聞朝刊「国債買い手、銀行に照準 財務省、発行計画見直しへ 保有者の多様化も必須」には、「研究会のこれまでの議論では三菱UFJ銀行から、預金取扱金融機関が国債を購入する余力は日銀が保有する分の3割前後(22年末時点)との試算を紹介する資料も示された」とある。
日銀保有のたった3割しか吸収できず、銀行が全てを引き受けられるはずがない。
それ以上に「購入余力がある」と「実際に買う」は全く違うのだ。
止まらない円安はツケの一部であり、その先には円暴落・紙くず化が待っている。バラマキ政治と禁じ手のツケは国民が支払うことになるのだ。ここに至っては悲劇を招いた事実の正確な記録を残し、若者世代が将来同じ誤りを繰り返し、彼らも地獄を見ることのないようにすることが我々に残された義務だと思う。
そして繰り返し述べているように、皆さんにはいま「保険の意味でドルを買う」など、ご自身とご家族を守るための自助努力が必要なのだ。
>若者世代が将来同じ誤りを繰り返し、彼らも地獄を見ることのないようにすることが我々に残された義務だと思う
そんなこと言ってられない
若者は一応、海外に行った方がいいとは思っていますが
食糧危機が起きて飢えが問題になりそうなのに、若者世代の将来のことを考える余裕はありません
昨日、ドル円の動きみてたらすごく弱かったです
まだ円安は続くだろうということと、最近はずっと日銀会合直後に円安になるということが多く
何を発表しても一時的な金利低下と円安継続という流れを、ヘッジファンドが作ってるんだろうと思っています
だから7月の日銀会合は何も影響を及ぼさないと思っていた方がいいでしょう