2016年になりました
皆さんはお正月はどのようにお過ごしですか?
私は今年は30日に歌い納め、
自宅で年越しをする事ができました。
12月30日大阪フェスティバルホールでの第九ですが、実は2年前に同じ場所で演奏した「第九」と同じメンバーでした。大阪フィルハーモニー交響楽団さんのツイッターから写真をお借りしました。2013年の年末の第九と、2015年の年末の第九の写真です。ビフォーアフターのような感じ♪ 上の写真が2013年、下が2015年です。
井上道義マエストロはこの写真の間にご病気をなされて復活されました。マエストロが元気になられて2年前と同じようにパワフルに第九を演奏されているのを見たら、本当に感慨無量でした。
私にとって2015年は濃密な一年で、
とても長い一年間に感じました。
今年私にとって一番大きかったことは、何と言っても、野田秀樹さん演出、井上道義さん指揮「フィガロの結婚」~庭師は見た!~のスザンナ役として、10都市14公演を歌わせて頂いた事です。
稽古期間も含めたら5ヶ月ほどをフィガロの仲間たちと過ごしました。アホな事を言って笑いあったり、人生について深い話をしたり、本気でぶつかり合って喧嘩をしたり、仲直りしたり、この期間にいろいろありました。
そして1公演ごとに進化を重ね、14公演の最初と最後では違う舞台になっていたのではないかと思います。オペラの公演では同じ演目を14回も公演できる事は少ないので、本当に貴重な機会を頂いたと思っています。
「フィガロの結婚~庭師は見た!~」の楽しい舞台写真が届いたので、数日以内にいくつかアップしようと思っています。今セレクト中ですので少々お待ち下さい。まずは一枚だけ。星ひかるさんが撮影して下さった写真です。
フィガロのツアー中に、皆、様々な変化がありました。フィガロ役の大山大輔さんとケルビーノ役のマルテン・エンゲルチェスは前期と後期のツアーの間に、それぞれ息子さんが産まれ、お父さんになりました!
そして、私は…
前期と後期のツアーの間に
結婚をしました。
ご報告が少し遅くなってしまい、すみません。プライベートな事なので、公にするべきかしないべきか悩みましたが、でもやはりいつも応援して下さっている皆さんに、自分の言葉でちゃんとご報告したいと思い、今回ブログでご報告させて頂く事にしました。
相手はウィーンで出会った方。仕事は音楽とは全く関係ない仕事ですが、お互い仕事に対する強い思いや姿勢は同じ。共に刺激し合い、高め合って行く事のできる人だと思います。
今後も今までと変わらず、いえ、今まで以上に歌にエネルギーを注ぎ、自分を磨き、歌の技術と表現力を磨いて行きたいです。そして歌い手としてもっともっと高みを目指します!
結婚を機に一度ウィーンの家を引き上げ、日本に拠点を移すことにしました。2016年からは日本での公演がメインになって来ます。でも、これからもできる限り海外で勉強し、演奏する時間と機会を捻出して行きたい、そして常に成長し続ける歌手でありたいと思っています。
2016年はデビューして10年の節目の年。
セカンドアルバムのリリースも予定しています。
ここから10年、どんな活動をして行きたいか、どんな歌手を目指すのか、しっかりと考え、見つめながら、私らしく活き活きと生きていきたい。そして、私の歌を聴いて下さる皆さんに、笑顔になって元気になって頂けるような歌をうたっていきたいです。
まだまだ未熟なところだらけではありますが、歌に対する思いは誰にも負けないつもりです。今後も変わらず見守って、応援して頂けたら嬉しいです。
皆さんからのブログのコメント、本当に嬉しく楽しく読ませて頂いています。いつも励まされています。いつも、本当にありがとうございます!!!
2016年、充実した一年にします!
本年もどうぞ、
よろしくお願いします