都響とオードラン氏とのペールギュント | 小林沙羅オフィシャルブログ「小林沙羅のきまぐれ日記」Powered by Ameba

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ソプラノ歌手、小林沙羅のブログです。
出演する演奏会についての日記を中心に、忘れてしまいたくない大切な日々を綴っていきたいと思います。

昨日、東京都交響楽団の北欧音楽のコンサートで、ペールギュントのソルヴェイグを歌わせて頂きました。

都響さんとは初めての共演で、ドキドキしながらリハーサルに行きました。

まずはその音に圧倒されました!

明るく、しかし厚みのある音とハーモニー。終曲の子守歌の前の前奏があまりに美しく、歌う前に泣いてしまいそうになりました。


今回実はかなり緊張していたのですが、ソロコンサートミストレスの四方恭子さんの笑顔に、とても支えられました。本当に優しい方でした。

終演後も都響の奏者の方々が笑顔で声をかけて下さり、救われました。

笑顔ってこんなにあったかいものなんだ(T_T)やはり初めての、しかも一流のオケとの共演は緊張しました!!


マエストロのオードラン氏はノルウェー人で、ノルウェーの作曲家、グリークの作品は十八番。つい先日もグリークの作品集をレコーディングし、ペールギュントも1ヶ月ほど前にケルンでレコーディングしたばかりだそうです。

軽やかなタクトで、とても表情豊かに演奏される音楽に包まれて一緒に演奏させて頂けて幸せでした。


こちらリハーサルの時の写真。
都響さんから頂いた写真です。

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今回は初めてノルウェー語でソルヴェイグを歌ったのでとても苦労して勉強したのですが、マエストロにお褒めの言葉を頂く事ができました!

君の歌っている言葉、全部ちゃんとわかるよ!と(T_T)あぁ良かった…

勉強の途中でめげそうになったのですが、頑張って全部暗譜しました。大変だった分、しっかり身についたように思います。

マエストロからもいくつかの発音を直して頂いたので、本番はなかなかいい発音で歌えたのではないかと思います!!

こちら終演後に撮りました。
マエストロ、オードラン氏と。

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今回、歌の評判も良くて本当にホッとしたのですが、でも個人的には、風邪が治ったばかりで体調がまだ万全でなく、思ったように歌えずに悔しい部分も何ヶ所かありました。

ソルヴェイグは大好きな役で思い入れもあるので、ノルウェー語を忘れないうちに、ぜひともぜひとも、また歌いたいです!!!


昨日はほぼ満席だったとか!

聴きにいらして下さった皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございましたドキドキ


次はラ・フォル・ジュルネです!

5月3日14時15分からのバッハの公演は、NHKのFM放送で生中継されるみたいです音譜