昨日、今日とリハーサルをしました!
指揮の秋山和慶さんと広島交響楽団は、
とてもいい雰囲気の信頼関係で結ばれている感じがしました。
暖かく、人間的で、生き生きした音楽です。
そんな中で歌えて本当に幸せです。
リハーサル中、歌っている間に、
なんだかとっても楽しくなって来てしまって、
音楽が、なんて言えばいいでしょう、はじけてしまいそうになって、
冷静な部分に自分をつなぎとめておくのが難しい時がありました。
でも、こういうギリギリの状態って、
いい音楽ができる時だと思います。
明日もそんなギリギリのスリルを楽しんで、
楽しい、いい演奏会にしたいと思います
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
こちらは昨日のリハーサルが終わった後に、
秋山マエストロに一緒に撮って頂いた写真です。
秋山マエストロとは東京交響楽団のマーラー「嘆きの歌」以来。
今年はあと10月の洗足学園の演奏会と、
12月に再び広島の第九でご一緒させて頂ける事になっていて、
とても嬉しいです!
自然で無理のない指揮。そして素晴らしく音楽的。
のびのびと歌わせて頂いています。
明日の公演のチラシはこちらです。
リハーサルの後、ホテルでゆっくりしていたら
時差ボケでどんどん眠くなって来たのですが、
このまま寝てしまったら夜眠れなくなる!と思い、
平和記念資料館に行ってきました。
平和記念資料館に行くのは3回目になります。
いつも行くたびにたくさんの事を感じ、考えます。
二度とこの地球で原爆が使われる事のないように、
原爆の恐ろしさ、悲惨さを知ると同時に、
なぜ、そのような事になってしまったのか、
そもそもそこに至る戦争はなぜおきたのか、
という過程を、しっかり知って、
今後同じことが決して繰り返されないようにしなければならない。
と、改めて思いました。
抑止力としての核保有は、
どんどんその脅威を拡大して行きます。
祖国防衛、自国の安全のために行う事が、
実は自分達への脅威をどんどん拡大する事につながる。
音楽で、世界をつなぎたい。
国同士、敵対するのではなく、一緒に音楽を奏でて、
世界中が一つになれたらいいのに。
理想論だ、そんなの無理だ、と人は笑うかもしれないけれど、
私は信じているんです。