これはブルガリアでのジャンニ・スキッキのプレミエ
(新演出での初日公演)の日、
終演後のプレミエパーティーの写真♪
右から二番目の髪が白くてまゆ毛の黒い方が、
私のお父さん役、ジャンニ・スキッキの役です。
まゆ毛がおそろいだね、この娘はここが僕に似たんだ~
と言って笑っていました!笑
そしてこの写真
むかって左は指揮者、ゲンチェフさん。
彼は日本で指揮を教えていらした時期もあり、
日本に愛情を持って下さっていて日本の事に詳しいです。
震災での被害の事を、とても心配して下さっていました。
作品の隅から隅まで頭に入っていて、
誰かが少しでも言葉やリズムを間違えると、
どんな細かい事でもすぐに気付くプロ中のプロです。
いろいろな事を教えて頂きました。
右は演出家でもあり、
ソフィア国立歌劇場の総裁でもあるカルターロフさん。
彼は火がつくとすごいエネルギーを放ち、
初日の直前までどんどん新しいアイディアが出て来ます。
割と本番が近くなってからでも一度できた演出を壊して、
新しい事を要求して来たりします。
歌手達は臨機応変に対応する能力の持ち主ばかりなので、
それに文句を言うどころか積極的に変更した部分を体に入れ、
本番ではちゃんとこなしてしまいます。
そして、確かに変える前よりも面白い作品になっている!!
毎日毎日をオペラと共に過ごしている、
歌劇場の人達のプロ意識を、肌で感じる日々です。