チロルでの日々 1 | 小林沙羅オフィシャルブログ「小林沙羅のきまぐれ日記」Powered by Ameba

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ソプラノ歌手、小林沙羅のブログです。
出演する演奏会についての日記を中心に、忘れてしまいたくない大切な日々を綴っていきたいと思います。

チロルで講習会を受けています!


という日記を書いてからそのままだったので、

少しずつチロルでの日々を振り返ってみたいと思います。


今回は全部で2週間半に渡って滞在したのですが、

前半はオーストリアのヴェルグルという町の隣の小さな村、キルヒビッヒェルに、

まず1週間と少し滞在しました。


宿泊していたペンションは、農場の一家のお家で、

私の部屋の窓からは牛が草を食んでいるのが見えます。

これが窓からの景色と牛さんと私。


小林沙羅のきまぐれ日記-2010 07 小林沙羅のきまぐれ日記-2010 07


表から見たら、いかにもチロルなかわいいお家でした!



小林沙羅のきまぐれ日記-2010 07


ここから毎朝20分かけて山登り。

午前の部が終わったら15分かけて山を降り、

昼食を作って食べて、一息ついたらまた20分山登り。

午後の部を終えて、また15分山を下る。

と、一週間、一日2回のプチ登山をしていました。

まさに高地トレーニング!!!
時々車で来ている受講生が山道の途中で拾って乗せてくれた時もありました。

そんな時はかなーりありがたかった♪


これが山の上のホテル。

講習会の会場となった場所です。


小林沙羅のきまぐれ日記-2010 07

初日は試験があり、半分の9人が受講生として残りました。


初めは「あのフレーニが来る♪」とみんなウキウキ!

まさかあんな恐ろしい1週間を過ごす事になろうとは・・・!

(それについてはまた次回)


受講生はみなとてもいい声を持っていてレベルが高く、

実際に歌劇場でオペラ歌手として歌っている人も何人もいました。

みんなの歌を聴いているだけでも勉強になりました。


これはピアニストとフレーニと一緒に撮った写真。


小林沙羅のきまぐれ日記-2010 07

こうして恐怖の一週間が始まったのでした・・・


(つづく)