第九デビュー | 小林沙羅オフィシャルブログ「小林沙羅のきまぐれ日記」Powered by Ameba

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ソプラノ歌手、小林沙羅のブログです。
出演する演奏会についての日記を中心に、忘れてしまいたくない大切な日々を綴っていきたいと思います。

昨日人生で初の第九ソロを歌いました!


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チケットが売り切れていたのでブログでの宣伝はしませんでしたが、神奈川県立音楽堂にて、東京交響楽団、飯森範親指揮、東響コーラス、という豪華なもの。共演者は、今年成人の日コンサートでご一緒したイケメンバリトン与那城敬さん、隅田川で共演した大学の先輩、素敵なテノール中嶋克彦さん、モデルさんのような美しさと優しさとを合わせ持ったメゾソプラノ小林由佳さん、の三人でした。世代が近いこともあり、楽しくいい雰囲気で本番に臨むことができ、また演奏もアンサンブルがとても心地よくいったんじゃないかと思います。


今回の会場、神奈川県立音楽堂は、実は私が上り坂コンサートでデビューをした会場で、個人的にとても思い入れのある会場です。終演後の交流会に参加されたかたはおわかりになると思いますが、本当にアットホームないい雰囲気の会場で、企画もいつも暖かさにあふれています。もちろんスタッフさんもいい方ばかりで、私はここが大好きなのですラブラブ昨日も会場についてスタッフさん方にお会いしたら、おもわず「ただいま!」と言ってしまったぐらいです。このホールで第九ソロのデビューができた事は何よりも嬉しかったです。


今回は第九のみでなく、3日間でベートーヴェンの交響曲全9曲すべてを演奏する、という企画でして、第九はその最終日の最終曲にあたるわけです。お盆の暑い時期、この9曲の交響曲演奏にエネルギーを注いできた飯森さんと東京交響楽団の皆さんにとって、そしてまた3日間すべて会場に足をお運びになったお客様方にとって、今回の第九は年末に何度も演奏してきた今までの第九とは、また違った思いがあったのだろうと思います。第4楽章、終わりに近づくにつれ、舞台上の、そして客席からの不思議な高揚感と達成感を肌で感じ、なにか本当にどきどきしながら歌いました。


実際ものすごく緊張もしましたが、飯森さんの指揮はエネルギッシュで、とても気持ち良く楽しく歌わせて頂きました。このような環境で初めての第九を歌わせて頂けたことは、特別な宝ものになりました指輪


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