本番から一週間ちょっと!今回の本番を振り返りたいと思います。
今回は何から何までプロの手を借りず、自分たちで準備をしたので、いたらない所もたくさんありました。終わってみて自覚あり。ごめんなさい。。でも、精一杯でやったので、収穫はたくさんでした
なによりの収穫は、「VOICE SPACE この方向で行ける!!!」という確信を持てた事でした。他のメンバーはどうかわかりませんが、私は、VOICE SPACE の目指している作品、演奏に自信を持ってはいましたが、これはどのくらい世の中に受け入れられるのかしら、、、面白い!!!と思っているのは私たちだけなんじゃ、、、という漠然とした不安を持っていました。でもでも、今回の公演での客席の反応や笑い声、拍手などを感じて、半信半疑の自信が確信に変わりました。また、来て下さった方々が、「楽しかった」「興味深い」「また公演する時はぜひ行きたい」と、お世辞じゃなく言って下さり、よ~し!頑張るぞ!という気になりました
今、いろいろと変化の大きい中にいて、解散の危機なども常々ありますが、これは何が何でも続けて行こうよ、もっと作品作ろうよ、演奏しようよ!と本気で思っています。
今回私はVOICE SPACE に入るきっかけとなった作品、中村裕美作曲谷川俊太郎作詞、「りんごへの固執」を久しぶりに演奏しましたこれは何度やっても演奏前はものすごく緊張するのです。
言葉言葉言葉・・・演劇のような、朗読のような、歌のような、ダンスのような、、、何度やっても毎回新しい!
タップシューズを履いて挑んだ小田朋美作曲、谷川俊太郎作詞、「うしのうしろに」は、みんなで必死に暗譜をし、今回の公演で初めて、生き生きとした動きをつけてみました。お客さんが楽しそうに笑う声を聞いて、いやはや、本当に嬉しかったです!!!
そして、二年前にサントリーホールと山口で上演した中原中也の朗読劇「子守唄よ」のダイジェスト版では、再び長谷川泰子を演じました。二年ぶりなのに、かなりはっきりセリフを覚えて自分でもびっくり!今回小口ゆいさんの朗読は入らなかったのですが、小口さんの声が聞こえてくるようでした。あらためて、しみじみいい作品だと思います。
私たちを応援して支えて下さった佐々木幹郎先生と、お忙しい中来て下さり、途中で幹郎先生との漫才のような楽しいトークをして下さった谷川俊太郎さんにも、心から感謝しています
お二人のトークで、会場の雰囲気がとっても楽しくなりました。幕の裏で転換作業をしながら聞いていましたが、私も一緒になって笑ってしまいました。小さい頃から谷川さんの詩を読んで育ってきた私には夢のような話です。谷川さんは打ち上げにも来て下さり、本当に応援して下さいました。「いいCDを作ることだね!!」と言って頂きました。
ということで!次の活動としては、まずはCD制作です!!!以前から少しずつ進んでいた話を、今回本格的に実行します。また詳しい事は後日発表しますが、夏に、中原中也の生誕地、山口市でレコーディングをします。いいものを作ります!いいものができたら宣伝しますので、ぜひ待っていて下さい
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※写真は大西成明氏が撮って下さったものを使わせて頂きました。