今週は、警報が出るほどに暑い日が続いています。
といっても、日本の夏に比べたら、
ただ暑いだけというか。
湿気がない分全然楽ですが、
熱風に当たっているだけでも、
体が疲れるなー、とは感じます。
で、初めて近所で山火事ならぬ、
原っぱ火事が起きました。
誰かがタバコの投げ捨てでもしたのでしょうかね。
黒い煤が、パラパラと降ってきました。
タウンからお知らせがなければ、
どこかでバーベキューでもしてるのかな、
といった程度で、
緊急避難、とかいうレベルでは全くなかったのですが。
でも、火事って怖いですよね。
うちのタウンにも、消防署はいくつもあるのですが、
実際に消防士がいつもいるのは、1つなのではないかと思います。
あとは、ボランティアが、連絡を受けた時にパラパラと集まってくる、
そんな感じがします。
それでも、今のとこ全焼した家というものを見たことがないので、
動きはすばやいのかな、と思います。
ただ、最近ちょっとずつ増えてきたソーラーパネルの家、
要注意ですよね。
うちの近所では、もっか売り出し中の隣の家が、
ソーラーパネルを設置しています。
ソーラーパネルを設置した家が火事になると、
放水できないらしいです。
感電するから。
ずっと前に、日本の刑事ドラマだったか何かで、
駅のホームで心臓発作で亡くなった人の話があったんですよね。
結果、
酔っ払って、ホームから線路に向かって放尿したら、
線路に通っている電気に接触して、
電気がおしっこを逆流して感電死した、
というオチでした。
亡くなった男性の家族は、
「そんな下らないことで、、、」
と、嘆き悲しむというお話でしたが、
これってまさに、ソーラーパネルじゃん!
と思いました。
電気が走っているソーラーパネルに放水したら、
電気が逆流して消防士が感電死する。
だから、ソーラーパネルを使っている家が火事になっても、
放水での消火ができない。
空中から水を落とすか、
噴霧するか、
バケツリレーか、
焼け落ちるまで待つ?
うちはたまたま四方の家と隣接していないので、
若干マシですが、
隣の家との距離が近ければ、
火が燃え移る可能性もある。
本来は設置したソーラーパネルの周りを、
動物やゴミが入り込まないように、
枠で囲うのですが、
隣の家は何もしていない。
なので、鳩が隙間に入り込んで、巣を作っています。
ちょうど巣の真下が、ベッドルームのようなので、
鳩の足音がカサカサ聞こえるはず。
でも、お金がかかるので、放置しているんでしょう。
リスや何かが電線噛み切って、
火事を出すのは勘弁してほしい。
ソーラーパネルは、ほんと好き好きなんだと思いますが、
この辺では、あまり好まれないようです。
なぜなら、
売り出し中のお隣の説明には、
ソーラーパネルについて記載している不動産サイトが少なく、
ほとんどが『普通の屋根』、としている。
ということは、ソーラーパネルの付いている家というのは、
買い手が少ないということ。
地域によっては好まれるところもあるんでしょうけど、
まあ普通に計算して、
お得感はないですからね。
むしろ邪魔。
ソーラーパネルの会社のサイトを見ても、
お得な計算方法しか出ていませんが、
パネル自体が25,000ドルで、
設置料が25,000ドル。
トータルで50,000ドルらしいです。
設置はがんばれば自分でもできますが、
何かあった時の保証はないので、あしからず。
ということらしいですが、
庭に並べるならともかく、あんなもの、
自分で屋根に取り付けられません。
Redditという掲示板で、
気に入った家が見つかったんだけれど、
ソーラーパネルが付いていて、
そのリースが全然終わってない。
売主は75,000ドル払ってパネルを取り付けたらしいけど、
どう思う?
という相談が載ってました。
相場は50,000ドル。
75,000ドルなんて、ぼったくられたな。
という意見があったので、
やっぱり50,000ドルほどかかるんですね。
500万以上するなら、普通に電気代払ったほうがお得。
お隣は2018年にパネルを設置していますが、
リバースモーゲージで一括払いなのか、
それとも20年払いなのか。
月々200ドル分の電気を電力会社に売っている、
と近所の人に自慢していたようですが、
過去に1度も洗浄したこともないので、
今はどのくらいの電力を作れているのかわかりません。
この辺の排気ガスはすごく汚くて、
車のガラスだって綺麗にするの大変なのに。
算数が得意な人たちは、
ソーラーパネルで、何ワット作り出せばいくら儲かる、
という計算をしていて、
結果、
「こんな簡単な計算もできないやつらはバカだ。
(ソーラーパネルは損をする)」
という結論を出していましたが、
算数の苦手な私は、
その計算の意味が全然理解できませんでしたが、
ざっくり目でも、
儲けが出ないうちに、パネルも壊れそう、
という気がします。
そもそも、壊れたら、うちの近所では、どうやって廃棄するのか、
よくわからないんですよね。
ソーラーパネル会社が引き取ってくれるのでしょうか?
屋根の修繕が必要になったら、
いちいちソーラーパネルを下ろして、
また設置して。
いくら経っても、元すら取れない。
別にエコでもないですしね。
そんな感じで、
ソーラーパネルを設置した家は、
敬遠されがち。
お隣も、ソーラーパネルの存在を隠したまま、
最後の最後で話を持ち出すのでしょう。
(借金残ってたら、どのみち言わないわけにはいかない。)
まあ、一年中砂漠のようにカンカン照りのような場所だと、
需要はあるんでしょうけどね。
そういえば、朝からタウンからの連絡で、
「タウンホール(市役所みたいなとこ)の冷房が壊れたので、
ごめんなさい。」
とありました。
よかったよ、タウンホールの冷房だけで。
電気に頼ってると、
いざという時に、困りますよね。
ほんと考えものです。