「母乳を飲ませたい」
「哺乳したい」
それは当たり前の感情です。
だって、私たちは哺乳類なんだから。
理屈じゃなくて本能的な欲求のはず。
しかし、実際はこのような言葉を聞くことが良くあります。
とくに母乳にこだわっていないんで。
ミルクで育てても別にいいかなーって。
母乳にしなくてはいけないとかミルクはダメとか、そういうことではなく、
そういう気持ちになるには何らかの理由があることがほとんど。
Aさんもそうでした。
お会いした産後1ヶ月のときには、ほぼミルクで育てていました。
母乳は1日1回程度だけ。
とてもかわいくて健康的なママ。
わたしと会ってすぐにこうおっしゃったのです。
完ミ（ミルク育児）で育てたいなーって思ってて。
別に母乳にこだわりがあるタイプじゃないんで。
※記事と写真は関係ありません
ミルクを希望する理由を尋ねたところ、
「飲みたい薬があるけれど、薬を飲むなら母乳はやめたほうがいいと言われた」とのこと。
なるほど。
しかし、詳しく確認すると、
授乳中でも安全なお薬だと分かりました。
するとＡさんはこう言ってきたのです。
本当は母乳を飲ませたかったんです。
今からでもできるかな。
だって
おっぱい飲んでるのって、サイコーにかわいいから♡
すぐＡさんは母乳を飲ませ始めました。
ほんっとにおいしそうにゴクゴク飲む赤ちゃん。
Ａさんは、
やばい！
超かわいい！！
満面の笑顔で授乳している様子を見て、わたしもキュンキュン♡
母乳育児とは、
「しなくてはいけない」「○○べき」とか
「免疫があるから」「消化がいいから」といった理屈なんかより、
「おっぱい飲んでると、かわいいから」
それだけで十分なんじゃないかな。
犬や猫は免疫がどうとか考えていないけれど、母乳を飲ませている。
母乳を飲ませたい気持ちは「こだわり」じゃなくて本能。
Aさんは「薬を飲むなら母乳をやめなくてはいけない」と思っていたから、
「ミルクで育てたい」「母乳にこだわってない」と自分に言い聞かせてきたんだろうな。
「ミルクで育てたい」
ママがそう話すとき、その言葉の裏に理由があることがほとんど。
すごく頑張って疲れちゃったママや、
乳首が切れて痛みがあるときや、
まわりから「ミルクがいいよ」と言われて迷ったり。
でもね。
大勢のママに関わり続けた経験から思うのは
母乳を飲ませたくないママはいない
ということ。
母乳を飲ませたい気持ちは「こだわり」なんかじゃないんです。
もしも授乳中に飲むお薬が心配だったら、この記事も参考にしてくださいね。
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同じくエジソンママさんの育児コラムを執筆しています。
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