県議や市議さんを囲み、パパたちとお話をする会をしました。
10月に開催した議員さんとママが語る会の中で、
妊娠中からパパが参加できる機会を増やしてほしい。
妊娠中の熱量が高い時期に、パパが育児をイメージできる機会がほしい。
という意見に拍手が沸き上がり、
「じゃあパパの話も聞いてみようよ」となったのがきっかけです。
パパの育休取得、育児期間の残業…
パパたちだってきっと、もっと育児がしたいはず。
ほぼ全員のママが「うんうん」と大きくうなずきあって、
「うちもパパといろいろあった」
「なかなか伝わらないんだよね」と、
産後を思い出して涙ぐむママもいました。
きっとパパにとっても、
妻の産後というデリケートな時期に、
夫婦の認識の違いに悩んだり、
何をしたらよいのか迷ったり、
よかれと思って裏目に出たことがあったはず。
葛藤したのは男性も同じでは?
▪じゃあどんな制度があったらいいと思う?
▪そのためにどんな社会課題がある?
▪妊娠中にパパ自身は何を求めていたの?
「男性からの意見を聞いてみよう!」
「パパ友が増えたら楽しそう!」
「パパと議員さんが語る場をつくろう!」と企画しました。
助産院主催で、男性限定の開催は初企画です。
雪が降りそうに寒い祝日に集まってくれたパパたち。そして4人の県議と市議さん(お名前はこちら)。
育休を取得しにくかった職場のリアルな理由、
そもそも育休取得を希望していたのか、
育休給付金で収入が減額する不安…。
男だから家族を養わなくてはという刷り込み。
稼いで当たり前、仕事して当たり前。
妻子を守って当たり前という重圧。
そもそもパパ同士で育児を語り合う場もないよね。
パパたちが共感しあえる場があるといいよね。
いろんな意見をお聞きする中で、
「ママとパパが望むことのズレ」を感じました。
それはこのようなこと。
【ママの意見】
パパに育児の当事者育児を持ってほしい!
「パパと」いっしょに育児がしたい!
【パパの意見】いかに育児を外注できるかを考えよう(シッターや宿泊サービス)
【ママの意見】
もっと話を聞いてほしい!寄り添ってほしい!
答えを求めているわけじゃない!一緒に考えてほしい!
【パパの意見】解決策を提案しているのに
答えを提案しているのに…
【ママの意見】
妊娠中に「夫婦で」産後の生活をイメージできる機会や学びがほしかった
女性の心の変化をパパに学んでほしかった(パパにイライラした)
【パパの意見】
妊娠中に「赤ちゃんの体の知識」や「育児技術」を学びたかった
助産院にお越しになるママの相談を聞いていると、「どうしたらパパに伝わるだろう」と悩み、涙するママが少なくありません。
そもそも体や心の変化だけではなく、
出産や育児で社会から隔離される経験をするのは女性なので、男性との温度差があるのは当然。
目に見えないものを大事にしたいママたち
目に見えるものを解決しようとするパパたち
新たな課題が見えた気がしました。
集まったパパたちは意識が高い素敵な男性ばかり。
赤ちゃん期だけではなく、幼児期や学童期に至る課題の要望もありました。
社会課題は尽きません。
いろんなことを考えたくなりますが、
さら助産院がこのような企画をしている目的は、
「女性が安心して出産に臨めるように」
「夫婦で安心して育児ができるように」
その軸がブレないようにしつつ、できることからアクションを起こしたいと思っています。
最後は「パパ会」のLINEグループを作って解散。
パパたちのネットワークが盛り上がっていきますように。
**********
エジソンママさんの育児YouTubeに出演しています。
まだまだあります。
動画一覧はこちら。
**********
同じくエジソンママさんの育児コラムを執筆しています。
コラム一覧はこちら。
**********
安心安全なパルシステムさん。
離乳食に取り入れてみませんか?
さら助産院の紹介で加入すると、4,000円分(月によっては5,000円)お値引きの特典が受けられます。
加入を検討中の方はぜひぜひ。
**********
わらべ歌や子守唄など、赤ちゃんが喜ぶ歌を集めました。
AmazonMusic、LINEMusicなど各配信サービスからもお聴きいただけます。
さら助産院のべビマでも歌っています。