横浜にある西柴中学校の生徒さんへ「いのちの授業」と「性の知識」のお話を伝えてきました。

 

 

この中学校は、なんと私服。

生徒さんたちの個性が出ていました。

 

「性の知識クイズ」で、

「女子の月経は24時間で終わる」は〇か×かについて質問すると、男子生徒からは「そんなの知らね~」との声が…。

 

性の知識って、「当たり前」だ思っていることでも、異性は知らないことがたくさんあります。

 

「中高生から受ける性の相談あるある」では、先生や生徒さんを巻き込んでのトーク。先生方のアドリブはさすが!

 

 

 

 

そして、

「いのちの授業」を話しはじめると、体育館がしんと静まりました。

 

90分という長時間の講演会でしたが、しっかり心で受け取ってくれている生徒さんのようすを見て、わたしも感動です。

 

生徒さんたちの感想の一部をご紹介します。

 

異性とのかかわりについて考えなければと思いました。いのちのついて知らないことが多くて、とても感動しました。生まれてくるまでのことを知る機会はなかなかないので貴重な時間で、90分もの時間が短いと感じるほどでした。いのちについて興味を持ち、将来を考えながら命を大切に生きていきたいです。

 

生と性がこのように絡まっていることを知ってびっくりした。ふだん生きている中で、友だちとケンカしたりからかわれたりして死を考えることがあったり、自分自身が暗闇の中にいると思ったこともありました。でも今日の話を聞いて、お母さんが産んでくれたからだを無駄にすることなく、一度きりの人生を前向きに楽しみたいと思いました。

 

今まで、性についての知識を持っていることは恥ずかしいことだと思っていました。でもそれは間違っていて…、本当は素晴らしいことだと今日のお話でよく分かりました。自分の短所ばかりに注目するのではなく、自分に自信をもってまわりへの感謝を忘れず過ごしたいと思います。

 

「性」と聞くと、笑ったりざわざわしてしまう年齢なのかもしれないけれど、「性は心が生きる」というふうに思うとステキだなと思った。中学を卒業することで、今までとは違う心持ちにしないといけないと思いました。

 

わたしは今まで自分に自信が持てず、自分自身は好きではありませんでした。でも、自分を「キライ」というのは、ほかの人に「あなたがキライ」と言われるのと一緒で自分がかわいそうだと思いました。これからは自分を好きでいたいです。

 

中高生のリアルな相談内容を聞いてびっくりした。自分だったらどう答えるだろうかと考える機会になりました。デートDVの種類がたくさんあって、今まで自分がふつうだと思っていたこともDVに当てはまることを知りました。

 

今まで保健体育で習ってきたこととは違うお話もあり、「性」についての考え方が大きく変わる2時間でした。

 

今回の講演会を企画してくださったのは、(美人な)養護教諭の日吉先生です。

 

※左が養護教諭の日吉先生

 

きっかけは、くわばたりえさんのブログなのだそうです(^^)

くわばたさん、ご縁をつないでくれてありがとうです。

 

いろんな方のおかげで、生徒さんたちに「いのちのお話」を伝えられることに感謝です。