ちょっと一休み -4ページ目

ちょっと一休み

気が向いたときに更新します^^

空が上にあるって、誰が決めたんだろう。

地面が下にあるって、誰が決めたんだろう。

私の下にある地面の向こう側には、

こっちを下だという人がいる。

私が一番前だと思っていたら、

遥か彼方向こうに、自分の方が前だという人がいる。

一番なんてどこにもない。

絶対なんてどこにもない。

本当はみんな同じ。

横一列に並んでる。

思っている場所が違うだけ。

それは誰も決めてない。

誰も決められない。

誰も決めてはならない。
真っ白い紙に、インクが落ちた。

真っ白い紙に、黒い点ができた。

真っ白い紙を、持ち上げた。

真っ白い紙を、インクが伝った。

真っ白い紙に、線ができた。

真っ白い紙に、涙が落ちた。

真っ白い紙の、線が滲んだ。

真っ白い紙が、涙で見えなくなった。

真っ白い紙は、もう真っ白じゃない。
一つの笑顔があった。

一つの悲しみと笑顔は出会った。

悲しみは無くならなかったけど、

いつしか涙は笑顔に変わっていた。

二つの笑顔は悲しみを分かち合った。

笑顔は一つ、また一つと増え、

そのたびに悲しみを分かち合った。

いつしか悲しみは砂粒のように小さくなった。

決して無くなることはない。

忘れることはない。

みんな心の中のどこかに悲しみを持っている。

悲しみと出会うたびに、笑顔と分かち合う。

人はそれを繰り返す。

だから笑顔は無くならない。

無くしてはならない。