フレームアームズガールやメガミデバイス、figma などのアクションフギュアなどに合うドールハウスの作り方を、ご紹介します。
ポイントとしては、
・難しいことはできない
・特殊な工具や技術は無い
・時間もない
・お金もない
だけど、
・紙やポリエチレンではなく、木製でそこそこのクオリティが欲しい
・フィギュアの撮影に便利なものがいい
といった方にピッタリのものになっています。
まず、これらの材料を用意します。
[ダイソーで売っているもの]
・MDF材(300×200×6) ×2
・ホワイトボード(裏がシールになっているもの)
・フロアーマット(300×300) ×2種類
・壁紙(60cm×30cm) ×1
[ホームセンターで売っているもの]
・ベニヤ板(200×200) ×2・・・一枚のベニヤ板を4枚にカットしてもらう(カット代含め1200円位)
・さらネジ(⒉3×6) ×24
・蝶番25mm ×4
・L字金具 ×2
・・・合計 約2,000円
用意する道具は、この3種類。
あと、シャープペンシルです。
完成まで、2~3時間です。
では、作っていきましょう。
まず、壁を作っていきます。
ダイソーで買ったMDF材に、20cm四方にカットしてもらったベニヤ板を、蝶番で接続していきます。
蝶番の接続部分が、ちょうどMDF材とベニヤ板の間にくるように当てがい、ネジで固定していきます。
上から2cmくらいのところと、下から2cmくらいのところの2箇所を留めます。
反対側も留めて、壁は完成です。
板の厚さが6mmで、ネジの長さが6mmなので、突き抜けることなく、ちょうど止まります。
曲げてみると、こんな感じ。
蝶番は、壁の内側に付けます。
次に、これをひっくり返して、裏からL字金具で床面を固定していきます。
机の端を使って、壁側にL字金具を取り付け。
左右2箇所取り付けます。
床側を片手で持って固定しながら、ネジを締めていきます。
左右固定したら、これで床面も完成。
だんだんドールハウスらしくなってきました。
色々と隙間が目立ちますが、後々、塞がっていくので、ここでは気にしません。
次に、ポリエチレン製のホワイトボードを使って、梁部分を作っていきます。
壁部分に当てがい、カットするサイズを取ります。
幅1,5cmで、4本切り出します。
素材がポリエチレンなので、カッターで簡単に切れます。
蝶番部分に当てがい、蝶番が収まるように、印を付けて、カットしていきます。
ポイントは、蝶番より、少し大きめにカットすることです。
横からもカット。
こんな感じで切り取ります。
面倒くさいので、定規なども使っていません(笑
横から見るとボソボソですが、見えない部分なので気にしません。
上下2箇所、蝶番に合わせた位置に、凹部分を作ります。
裏が両面テープになっているので、貼っていきます。
蝶番の関節部分ギリギリまで隠れる位置に貼っていきます。
両側貼ると、こんな感じ。
蝶番の関節部分が出ているので、隙間になっていますが、閉じた時にちょうど良くなるので、大丈夫です。
閉じた時。
上から見た場合。
これを左右に付けます。
これで、ドールハウスの基礎部分は完成です。
梁部分は、多少面倒ですが、カッターで加工するので、誰でも出来る簡単な作業です。
次に壁紙を貼り付けていきます。
壁紙も当てがいながら、サイズをとっていき、カッターでカットします。
梁部分の凹凸は定規を使って、丁寧に仕上げます。
この壁紙も裏がシールになっているので、貼り付けは簡単です。
これで壁は完成。
床も、フロアーマットをカットして貼っていくだけです。
梁部分には、フロアーマットを押し込んで、壁との間に隙間が出来ないようにしましょう。
別の種類のフロアーマットを幅1cmにカットして、幅木部分も作りましょう。
これで壁と床の隙間は、ほとんど目立たなくなります。
はい、これで完成となります。
このドールハウスの良いところは、左右の壁が開閉するので、撮影に使いやすいというところです。
正面。
右の壁を開けば・・・
こんな角度でも撮影できます。
さらに・・・
左の壁を開けば・・・
こんな角度の撮影も可能。
以上、低予算の撮影特化型ドールハウスの作り方をご紹介させていただきました。
材料費も安く、工作時間も短くて済むので、大変オススメです。
みなさんもチャレンジしてみては、いかがでしょうか。
〈作ったドールハウスに小物を置いてみよう〉
〈1/12可動フィギュア用情景セット〉