きみへ
今日もようこそ！
ゴールデンウィーク中に、よく来てくれました
たくさん遊んでいるかい？？
のんびり過ごしている？
もしかして、勉強しまくり？？？
ここできみとお話しすることを始めてから、もう三か月以上が経ちました。
今回のこの場所が、きみと話す内容以外も含めて
ちょうど１００個目の記事ということになります。
まず、きみにありがとうと言わせてください
きみたちのような、これからの世界を自分自身の脚で立って生きていく
存在がいてくれたからこそ、僕もここでこうしてきみとお話ししようと思い立つことができたんだ。
一番最初のお話から、三か月。
きみ自身や、きみの周りの出来事、ひとびとの様子なども、
かなり変化があったでしょう。
それは目に見える変化ではないかもしれない。
でも、必ず、きみや僕はこの一瞬一瞬に変わっていっているから、
きみが気づかないうちに、きみはたくさん成長しています。
（またまたあいの里公園・サイクリングのとき☆）
……うん、まだちょっと表現が限られているね。
成長かどうかは、たぶん、どうでもいいのだと思います。
成長したか、成長していないか、というのは、尺度がなければ考えることができないでしょう？？
数学のテストの点数が、去年の期末テストで５０点だったのが、
今年の一学期の中間テストで７０点になった！
これは確かに数学の力が成長したといえそうだよね。
でも、別のとらえ方、考え方もあります。
一学期、数学の授業をしっかり聴いて、ワークをやって、宿題をこなしたから、
一学期の学習内容の習熟度を問う中間テストで点数が取れた、という感じ
同じことのように見えるけど、目線がちがうような気がしない？？
この最後の例は、前の得点、能力と比べていないのだと思う。
そのとき、自分がやることをやったから、その結果が出た、というだけ。
こういう言い方をしたら、なんとなく面白味がないように思うかもしれないけど、
実は、自分がいまやることに本当に注力できるということは、
限りなくすばらしいし、美しいことじゃないかな。
次の数学で点数取らなきゃ……！
と思いながら勉強すると、圧力だし、苦しいし、結果が出なかったらサイアクだし。
（プレッシャーを心地よく感じるひとは、プレッシャーを活用する姿勢である時点で、
すでに目線がちがうのです。）
同じように、もっと成長するために○○しなきゃ……！
というのは、せっかくの目の前の体験を削いでしまうかもしれない。
だから、きみは、これからも自分なりにいろいろよく見て、考えて、
実際に計測するため以外では何かと比べず、
自分のおこなうことをエンジョイしてくださいね
そんなきみを、僕も応援し続けていきます☆
それじゃあ、また次のお手紙で。
身体に気を付けてね。
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