きみへ
今日もようこそ!
久しぶりですね。すこし間が空いてしまいました。
元気にしていましたか?
もう卒業式はもちろん終わって、終業式も終わって、
春休み真っ只中かな
どこかへ出かけたり、いろいろ遊んだりしてるかな??
きみがいつもどんな遊びをしているか、僕はあまり知らないけど、
きっと楽しく過ごしていることでしょう。
逆に、いつもきみとお話ししているように、
お家でゆったりしていても全然OKだよ。
むしろ学校がスタートすればまた忙しいから、
ゆっくりできるのなんてこの時期くらいかも。
そんな風にゆっくりしているときに、ここへ来てくれてありがとう
今日はどんなことをきみと話そうか考えていたんだけど、
こないだ僕が一緒に勉強していたひとの発言から始めてみようと思う。
そのひとは、小学校2年生でなのだけど、あるときこう言ったんだ。
「これは小さいころに勉強したから知ってるんだけど、……」
僕と一緒に算数の勉強をしていたときだったと思う。
きみはこの発言についてどう思う??
昔勉強した内容だったんだろうな、って感じ?
うん、それはその通りみたい(^^♪
でも、僕が思ったのは、そのひともまだまだ世間的に言えば小さいのに、
もう自分が小さかったころという認識があるんだなぁ、ということ。
そのひとはまだ7歳や8歳なのに、
昔の体験を「自分が小さかったころ」ととらえている。
身長だって、僕の腰の高さよりちょっと上くらいなのです。
僕が勝手に不思議に感じているだけかもしれないけど、
「小さい」ってどういうことなのかな、ってかなり考えさせられたんだ。
このお話に出てきているそのひとが、昔の自分を小さいころと表現しているということは、
いまはそのときよりも大きくなっている、と自分で理解しているということだよね。
まだ僕はそのひとと将来のことについてじっくりと話したことはないけど、
たぶん、将来のことについては「大きくなったら」と表現してくれる。
ということは、常に「いま」が基準になっている気がしない?
いまから見て昔のことを(たぶん身体のサイズが小さかったから)小さいころ、と呼んで、
いまから見て未来のことを(きっと身体も大きくなるから)大きくなったら、と呼ぶんだと思う。
当たり前すぎて眠たくなってきてるかな?
だけど、逆に言えば、いまの時点からしか物事は語れないということじゃないかな。
よく耳にすることかもしれないけど、
「明日宿題やろーーっと」と思って布団に入って目覚めたら、
もう明日は来ていた……あるいは明日はまた「明日」になっちゃっていた。
というか今日じゃん! みたいな。
「明日は永遠に来ない」なんて言われ方をすることもあるね。
これはきみに宿題をやってほしいからお話ししているわけではなくて、
きみなりに瞬間瞬間を生きてほしいと思っているのです。
なんだかふわっとしたお話に聞こえたかもしれないけど、
きみがひとりで過ごしているときとかに、ふと思い出してくれたらうれしいな。
それじゃあ、またね。
春休み、満喫してください☆
小どもたちへ
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