こんにちは。
本日もお越しくださってありがとうございます。
札幌で、個人契約のプロ家庭教師、
学習メンターとして活動させていただいています
わたなべと申します。
家庭教師として各ご家庭と関わっていると、
お土産などを頂くことがあります。
先日はあるお子さんのご家族が旅行に出かけて、
カステラを僕に買ってきてくれました
今の時代、お取り寄せなどで何でも自分で入手できてしまいますが、
こんな風にお土産としてもらうのはまた格別です(^^♪
とりわけ、今回はお子さんが僕向けのお土産をチョイスしてくれたらしく、
甘党でもある僕の好みをわきまえていらっしゃる(笑)と驚くと同時に、
一緒に勉強する以外の面でも気にかけてくれたんだなぁ、
とすごくありがたく感じました。
前置きはこのくらいとして、
前回(記事:そもそも「学校」ってどうして通うの??)から、なぜ学校に行くことになっているのか、
ということのお話を始めましたね。
改めて、あなたはどう思いますか??
ここに来てくれているきみも、どう思う??
学校が楽しいひとなら、友だちと遊ぶためとか、勉強するためとか、
面白い先生をイジるためとか、そういう感じかもしれません。
逆に、学校が楽しくないひとは、
行かなきゃならないからとか、周りに後れを取りたくない、遅れちゃいけないからとか、
お家のひとに行かされるからとかでしょうか。
そして、ここが大切なポイントではないかと思うのですけど、
本来、学校に通う理由は小どもたちそれぞれ、千差万別であるはずではないでしょうか。
勉強に関心があるひとは、どんどん勉強するし、
友だちとの休み時間に命を懸けているひとは、全力で鬼ごっこをするし、
生き物係でずっとウサギや昆虫と向き合っているひともいるでしょうし、
もちろん、これらの混ぜこぜの場合もあると思います。
(混ぜこぜがスタンダードかもしれませんね。)
ですので、小どもたちが何を(広い意味で)学びたいか、
という点が、学校に通うということを考えるうえで最大の留意点のような気がします。
現在ある学校の仕組みも、それを形作ってきた方たちも、
おそらくこの部分を大切にしながら活動をされてきたのだと思います。
でも、たぶん、そういった教育に関係する方たちだけでは、
小どもたちがほんとうに何を学びたいのか、を見出す手助けをしきれないのではないでしょうか。
なぜなら、「学校に入ってから学校で学ぶということを学ぶ形」になっているからです。
自分でも表現が難しくて恐縮ですけど、
学校で何を学びたいか、学校ってどんなところなのかを、小どもたちは、
いつの間にか学校に通うことになってから学び始める、
という感じです。
そこで、なんだかなじめず、違和感があるお子さんは、
だんだんと学校から足が遠のいて、不登校という状態になっていくのかもしれません。
何をするところなのかよくわからないまま、
毎日自分の体を運ばなければならないということですもんね。
友だちと遊んだり、勉強したり、ということは学校生活でものすごく大事な点ですが、
さらにその奥の、学校という場に身を置くことの根幹的な意味の次元を、
小どもたちはなんとなく肌で感じているのではないでしょうか。
入学までに、あるいは入学・進学後も、この点をお子さんとよく話し合ったり、
考えたりすることで、お子さん自身の中で「学校」が位置づけられて、
お子さんなりの学校への向き合い方ができるのではないか、
と個人的には予想しています。
次回は、学校に入るまでに、ご家庭で「学校生活」に向けてどんなお話、準備ができるのか、
検討してみたいと思います
今日もお読みくださってありがとうございました。
参考になる部分が少しでもあれば幸いです。
わたなべ