「居場所がない」というほんとうの居場所へ | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

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心の深い部分に根ざした勉強法や、発想法などを提案しています
(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

今日もお越しくださってありがとうございます。

 

 

 

札幌で、個人契約のプロ家庭教師、

メンターとして活動させていただいています

わたなべと申しますニコニコ

 

 

 

昨日(記事:「調べるということが分かると、学習はひとつレベルアップすると思います」)に引き続き、

お天気の話からですが、札幌は今日も雪が降りました。

しかも、今回は再びちょっと積もっています。

(札幌の方にとっては情報ではありませんね笑)

 

 

 

街の小どもたちは最後の雪遊びをエンジョイするでしょうか。

そこまで深く積もっていないので、難しいかもしれません。

いよいよ春本番に向かう札幌です……

 

 

 

と、少し中継のような空気になりました(^^♪

 

 

 

さて、しばらく前の記事(記事:「『精神的不登校』という大きな問題にどう対応するか」)で、

不登校のさらに奥の問題は精神的な不登校ではないか、とお話ししたのですが、

今回は少し別な角度から不登校について考えてみたいと思います。

 

 

 

小どもたちが不登校になる、その選択をする理由として挙げられるのが、

 

 

・授業についていけない

・同級生、友人との関係がうまくいかない

・朝、起きられない

・そもそも楽しくない、学校に行きたくない

 

 

などそれぞれのお子さんに応じていろいろあります。

 

 

 

これらはどれも学校生活に付いて回るというか関連するもので、

実際に経験しているひとは本当につらいと思います。

(僕がここで同情をしても、なにか偉そうなことを言ってもおかしいですから、

この部分についてのコメントはこれくらいにします。)

 

 

 

具体的な理由や状況は千差万別ですから、

そのそれぞれについてここでお話しするわけにはいきません。

でも、よくよくその内実を見てみると、「学校に居場所がない」

という点がかなり大きな根っこになっているようにも思えませんか。

 

 

 

勉強が分からなくなれば、自分だけおいてけぼりのように感じて、

居場所がない。

 

 

友人同士の仲間に入れなくなれば、(特に休み時間とか)

居場所がない。

 

 

朝起きられなくて、遅れて登校すると、なんか白い目で見られる気がして

居場所がない。

 

 

学校が楽しくない、行きたくないところなら、そこはもう

居場所じゃない。

 

 

 

少し無理やりではありますが、そのお子さん自身が自分の身を学校に置いておきたいか

という観点で整理するのもとらえやすいような気がします。

 

 

 

そこで「居場所」とは何をいうのでしょう??

 

 

 

 

 

 

 

学校でも職場でも、身の置き所がないという経験をすることはありますよね。

その場合の、身の置き所とはどこなのでしょう??

 

 

 

ひとついえそうなのは、自分が慣れている頭や心の使い方ができる環境でしょうか。

お家が過ごしやすいお子さんなら、学校はキツイけど、

お家にいたら気が楽だったりするかもしれません。

 

 

 

仮にこの路線でお話を進めてみると、

不登校というのは、学校よりも他の場所を居心地よく感じている状態である、

といえそうですね。

 

 

 

学校や教育の制度の根幹にかかわることなので、さらっとだけ感想を述べますと、

居心地のよい場所でのびのび過ごせばいいんじゃないかな、

と個人的には思います(勝手な感想ですみません!)。

 

 

 

実際、僕が一緒に勉強させてもらっている不登校のお子さんたちは、

勉強がキライなわけでもないし、苦手じゃないひととだったら普通に楽しく笑えるし、

自分でアルバイトも探すし、……なんというか、良い意味で普通(自然)ですニコニコ

(ご家庭の理解があるという点ももちろん大きいです。)

 

 

 

学校を誰もが通う場所、通うべき場所、

通り抜けるべき関門、当然の義務のように設定したからこそ、

「不登校」というカテゴリが生まれてきたのかもしれません。

 

 

 

学校が居心地のよいひとは、そこがすばらしい居場所ですし、

学校じゃなくても、それこそ家庭教師を含め、さまざまな形で勉強したり、

何かを創ったり、研究したり、スポーツをしたり、「居場所」になりうるところはたくさんあります。

 

 

 

これからの社会や世界を担っていくひとびとを育てる教育のため、

学校制度は必要だとは思うのですが、

枠組みももっと自由に組み替えていけたら素敵ですね。

自分の居心地のよい居場所を自分で発見していけるような。

 

 

 

その場合、実は僕たち、小どもたち全員が、

いまよりも自分に対して真剣である必要は出てくるかもしれませんが……

それはまた別の機会に考えてみましょうウインク

 

 

 

今日もお読みくださってありがとうございました。

何か参考になるところがあれば幸いです。

 

 

 

 

 

わたなべ

 

 


(本記事と同様な視点で書いています☆)

 

 

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