小どもの「やる気」と大人の「やれ気」はミスマッチ!? | 札幌 家庭教師・物語作家わたなべ~小どもたちへの手紙~

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心の深い部分に根ざした勉強法や、発想法などを提案しています
(現在は何気ない日常をアップしています)

こんにちは。

今日はお仕事モードです。

 

 

札幌でプロ家庭教師、

メンターとして活動させていただいています

わたなべと申しますニコニコ

 

 

 

小どもたちと勉強していると、

 

 

 

ここをこう取り組んでくれたらなぁ、とか、

このくらい単語を覚える練習をするだけで、

すごく力がつくのにな~

 

 

 

と思うことがあります。

 

 

 

以前にもふれたように、

強制的にやらせるということはしませんので、

どうやってノリ気になってもらうかがポイントです。

 

 

 

……いえ、それすらも、

教える僕の側の求めるようにしようとしてますよね。

 

 

 

ですので、小どもたちのやる気の「出し方」ではなく、

やる気の「表れ方」に注意することが必要になってきます。

 

 

 

小どもたち各々によって、

やる気が出てくるきっかけは本当にさまざまで、

いつも驚かされます。

 

 

 

本の話が好きなひとや、

仏教の話が好きなひと。

 

 

テレビゲームの話をすると、

なんだかやる気が出てくるひと。

 

 

勉強の話題ですごく盛り上がっちゃうひと。

 

 

ファッションの話や、

お化粧の話をしてくれる男子もいます。

 

 

 

こういうものがスイッチになるとわかってくると、

僕もなんとなくきっかけ作りに使おうとしてしまうのですが、

それは見事に失敗します。

 

 

 

やはり、小どもたちはこちらの意図をしっかり見抜くのでしょう。

 

 

 

ピーマンがとにかくキライな子に

どうにかして食べさせようと酢豚か何かに入れて出したら、

きちんとピーマンだけ取り分けて残してくれるようなキョロキョロ

 

 

 

ふり返ってみると、

上に挙げたようなおしゃべりの内容も、

あえて狙ったものではなくて、

 

 

何もないところから、

お互いに話が進んで出てきたという場合が多いです。

 

 

 

そういうおしゃべりのあと、

「先生、勉強しなきゃダメですよ~~~」

と言って、自分でテキストを開いてくれたりするのです。ニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

そういうとき、どんなメカニズムが働いているかはわかりません。

 

 

 

ただ、その場面に出会うたび、

小どもたち自身の流れを気持ちよく流してあげられれば

十分なのかなぁと感じます。

 

 

 

小どもたちに限らず、教えるとか助けるとかいう立場にあると、

どうしてもある方向へ導いてあげたくなりませんか。

 

 

 

教える内容というのは、自分がかつて通った道だったり、

経験した出来事についてだったりするので、

 

自分が失敗したことや、うまくいったことを、

避けたり再現してほしくなったりするのかもしれません。

 

 

 

ですが、よく考えてみると、

いま小どもたちが歩んでいるのは、

あなたや僕が以前通った道でしょうか??

 

 

 

確かに、昔もいまも科目や内容はあまり変わりません。

もちろん追加されたり削除されたりする項目はありますが、

学ぶ内容は大きく変化していないはずです。

 

(200年前と比べるとかなり違うと思いますけど笑)

 

 

でも、いま、学生という段階にいる彼らにとっては、

学ぶ事がらは常に初めてです。

 

 

 

仕組み上は、例えば数学なら、小学校、中学校、高校と、

数式、関数、図形などのいくつかの分野をレベルアップしながら

学年が進んでいく形なので、

以前に学んだ知識を使う場面はたくさんあります。

 

 

 

しかし、それもやっぱり小どもたち自身が

学んだことを活用するのであって、

僕たちが学んだものを、彼らが使うのではありませんよね。

 

 

 

だから、小どもたちは、

僕たちが通ったのと違う道、

小どもたちそれぞれ自身の道を歩んでいるのだ

と理解するしかないと思うのです。

 

 

 

それもあって、何かを狙って小どもたちと話したり、

何かをやらせようとしたりすることはうまくいかず、

 

 

小どもたち自身の流れをスムーズにしてあげるサポートこそが

教育なんじゃないかなぁ、などと考えているのでした。

 

 

 

教育とは○○だ、なんていうとお話が大きいですが、

小どもたちがこの瞬間、どんな状態なのか、

それに関心を向けてあげると、

小どもたちも正面から応えてくれるはずです。

 

 

(小どもたちも、ほんとうはどんどん勉強したいひとがすごく多いです。)

 

 

 

(関心を向けること、については、

また日を改めてしっかり書いてみたいと思います。)

 

 

 

もし参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

わたなべ

 

 

 

 

 

 

 

 

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