定期テストが終わり、教育熱の高い地域に住むママさんグループの間ではこんなウワサが飛び交っているようです。
「A塾は予想問題が的中したようだ」
「B塾はろくに対策もしてくれない」
このママさんグループにとっては、A塾が「良い塾」でB塾が「悪い塾」ということになるんでしょうか。
この観点で評価されるなら、私は「最悪の家庭教師」になりますね(笑)。
このママさんたちは、成績は塾次第だとでも思っているんでしょうか?
このママさんたちは、ご自分で勉強された経験、ないんでしょうか?
このママさんたちは、本当に我が子の将来、考えているんでしょうか?
このママさんたちの基準で評価される塾(特にB塾)の講師の方々。
そして何よりも、こういったウワサに振り回されて、あっちに行かされたりこっちに行かされたりする子供たちが、私には不憫でなりません。
以前、同じ地域に住むある親御さんがおっしゃっていました。
「やれば出来る」なんていう言葉を軽々しく使う人は、「自分では何もやってこなかった人だ」と。
私もまったく同感です。
この方は2年の浪人生活を経てお医者さんになったそうですが、「やっても出来ない」自分にずっと苦しんできたということでした。
でも、「そうやって苦しんできたからこそ今がある」とも。
もし何の苦労も挫折もなく順調に進んできたら、きっと患者さんの気持ちにも寄り添えない医者になっていたんじゃないか。
実際、同僚の中には「エリート意識」ばかりが高くお金儲けしか考えていないうような人も少なくないとか。
だからこそ我が子には過度な期待はせず、失敗や挫折を味わいながらも自分に合った道を歩んで欲しい。
そうおっしゃっていました。
こういった教育観をお持ちの方に選ばれ、認められてきたことが今の私の自信にもつながっております。
おかげさまで、上記のようなママさんグループの「餌食」にならずに済んでいます(笑)。
「当塾の予想問題が的中!」
中高生の子を持つ親御さんなら、こういった張り紙を見たら、どうしても心が揺れるものですよね。
「もしかしたらウチの子も、通わせたら点数を上げてもらえるかしら」と。
でも安心してください。
仮に予想問題が的中して点数が5点10点上がったところで、お子さんの実力は何ひとつ変わっていませんから(笑)。
さらに安心してください。
そうやって安易に点数を上げてもらったツケは、後で必ず払わされることになりますから。
どうせ行かせるなら、変な誇大広告に惑わされることなく、本当に我が子にとっての「良い塾」を選ばれるのが賢明ではないでしょうか。
「灯台下暗し」ではありませんが、我が子のために真摯に指導してくれる先生は、案外目立たない所にいるものです。この私のように(笑)。
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