明けましておめでとうございます!
明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。本日1月4日より2022年の営業を開始いたしました。1月4日が土日でない限り、この日は税務署等への書類の提出期限であるため、出勤日となっております。1月4日は多くの事業所が休みであるため、電話が鳴ることがほとんどありません。年末年始のお休みで多少ボケた頭を仕事モードに戻すには非常に良いと感じております。弊社では、長年にわたり、1月4日の午前中は研修の時間となっております。本日は、旧盛和塾の機関誌「盛和塾」18号の感想発表を行いました。盛和塾とは、京セラの創業者である稲盛和夫氏の下で組織化された勉強会で、日本のみならず、中国、アメリカ、ブラジル、台湾等世界中に1万人を超える会員がおりましたが、稲盛塾長の高齢化等の理由により、2019年12月末に解散となりました。現在は、各地で有志が勉強会を開催しています。札幌ではフィロソフィ実践経営塾という名称で勉強会が月に1,2回開催されております。さて、機関誌「盛和塾」18号は平成8年(1996年)7月号ですが、今読んでも、全く違和感がありません。18号には、稲盛塾長の2つの講話のほかに、経営問答や九州大学名誉教授の岡田武彦氏寄稿の「心の研究」等、盛りだくさんの内容となっております。全体を通して、本号は「心の持ちよう」について書かれていました。例えば、塾長講話の中で、円福寺の老師から聞いた「極楽と地獄の違い」について、状況は全く同じであるのに、そこに住んでいる人の心のあり方が違うがために全く異なる現象が起きていることが紹介されています。大きな釜の中にうどんがあるのですが、箸が1メートル以上と長いのが特徴で、各自の前にはつけ汁があるということです。極楽では自分が先に食べるのはもったいないので、自分の向こう側にいる人に「どうぞお食べください」と言って、自分の箸でうどんを取り、それを向こう側の人のつけ汁に入れて口元に持っていき、食べてもらうということをお互いにしている光景が繰り広げられているということです。一方地獄に住んでいる人は心がすさんでいるので、我先にうどんを取ろうとします。長い箸でうどんをとり、それを自分の前のつけ汁に取って食べるのは非常に困難です。それぞれの人が早くうどんを食べたいという気持ちを表に出しますが、箸が長いのでなかなか食べられません。お互いに取り合いになり、長い箸で相手の目を突いたり、叩いたり、とまさに地獄の状態となっていくということです。この話は、利他の心があるかどうかでここまで違うことを表していますが、塾長講話の内容はさらに深い話で、チベットのラマ教の大僧正ダライ・ラマの話に発展します。ラマ教の教えは、徹底して優しい思いやりに終始しているとのことです。ダライ・ラマはその優しさが原因となってチベットから追われてしまったということですが、それでもダライ・ラマはその優しさを失ってはならないと仰ったということです。非常に考えさせられる内容でした。私たち日本人に最近欠けている「寛容さ」が問われていると感じました。稲盛塾長は、人間として正しいことを判断基準に行動することの大切さを常々仰っています。決して簡単なことではありませんが、そうなりたいと強く思うことがその実現への唯一の道です。新年の初めの勉強会が「心の持ちよう」であったのは、何かの引き合わせかもしれません。「利他」と「優しい思いやり」をテーマに今年を過ごしていきたいと思います。