父の介護などで、私のスケジュール調整が難しくなり、ご心配ご迷惑をおかけしたこともあるため、こちらかご報告させていただきます。
4年ほど前に癌が見つかり、癌の手術はなんとか無事に終わったと思っていた矢先、3年前に脳出血で倒れ手術。
集中治療室で意識の回復を待つなか寝たきりの可能性もあると言われ、覚悟もしましたが、リハビリ病院での半年間の努力もあり、右半身に麻痺が残りましたが車椅子での生活を元気に送れるまでに回復しました。
この2年ちょっと父の介護をしながらの生活に。
いつ何が起きるかわからないような状況でしたが、実家に行き「おはようございま～す」という声が聞けるとほっとしたのを思い出します。
一日でも長く楽しく生きてほしいという思いでしたが、今年の3月に吐き気が止まらず入院。
この2年のあいだにも、何度か尿路感染症で入院していたので、いつもの10日ほどの入院で帰ってくるかなと思っていたのですが。
3日後くらいに危篤の連絡が病院から入り、かけつけると誤飲性肺炎のため呼吸をするのが精一杯とのこと。
気管挿管をし集中治療室でまた2週間。
検査などもすると脳出血をしていることも判明し、意識は戻ったのですが、はっきりと受け答えのできるほどには戻らずのまま入院。
リハビリ病院で、リハビリをしてみましょうか…というほど一時は安定したのですが、またすぐに軽い肺炎を起こしたり、点滴が入らなくなったりし、最期を迎えてしまうことになりました。
一昨日、昨日と通夜、告別式まで終えることができました。
3年前に倒れたときに、覚悟はできていたし、この2ヶ月で心の準備をさせてもらったような気もしています。
週末、桜を見に行こう！と思っていたことが叶わなかったり、WBCの決勝まで見せてあげられなかったことは悔やまれますが、病と闘った2ヶ月。自分のプライドを捨てて過ごしていたであろうこの3年。
父なりにがんばった時間だったのかなと思っています。
退院後は父と一緒に過ごす時間も増え、思い出を作れた時間に感謝しています。
ゆっくりと休んでくださいね。
ありがとう。