2022年夏からアメリカ駐在に帯同中の

新米駐妻 さっぴー です!

娘(小学1年生)と息子(年中)がいます。

失敗や悩みも多いですが

「なんとかなる」「まいっか」を合言葉に

ドタバタの日々を楽しみながら

現地レポート(ただの日記)を書いていますウインク

 

 

小1娘の現地校入学直後~3ヶ月経過まで(8月下旬~11月)の

英語力や学校での様子の変化をまとめておきます。

 

これから低学年の子を帯同して渡米される方の参考になればと思います。

 

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渡米前の娘は、英語力はほぼゼロ。

 

・幼稚園で週に1回30分英語保育

・渡米少し前にオンライン英会話を数回

・英語のTVアニメをたまに見る

の経験はあったけど、特に身には付いておらず。

 

私もそこまで本気で取り組んでいなかったので、

現地校入学は、英語ほぼゼロからのスタートとなりました。

 

 

3,4日経過(8月下旬)

【英語力】

・少し単語を学び始めて英語に興味が湧いたらしく、

 家で「知ってる英単語言っていくゲームしよう!」と言ってきた。

 (色や動物の名前や、教室にある物など)

・自分の名前(英語のニックネーム)を書けるようになった!

・No!という拒絶の表現は分かる分、他の子にそれを強めの口調で言われるとショックだった様子。

 

【姿勢、言動】

・毎日、朝も夜も「学校怖い」と言っていた。

・学校のランチタイムや休み時間などに泣いてしまっていた。

・担任の先生はマメな人で、毎日のように電話とメールで様子を教えてくれていた。

 

 

2週間経過(9月上旬)

【英語力】

・アルファベットをA~Z全て書けるようになり、

 それが嬉しいらしく英単語や英文を書き写したがるようになった。

 

【姿勢、言動】

・まだ「学校怖い」と言っていたが、初めて帰宅後に「怖い」と言わない日があったので少し進歩。

(その日の朝は言っていたし、その翌日にもまた怖いと言っていたけど…)

・カフェテリアで給食を買って食べてみたいと言ってきた。

 (それまでは不慣れで怖がって毎日お弁当)

→結局自分で注文できるか不安になって様子見。

 

 

2,3週間目の授業内容

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1ヶ月経過(9月下旬)

【英語力】

学校のESLや通常授業で英単語をボチボチ覚えてくるようになった。

習ったよ~と嬉しそうに教えてくれた単語の例↓

 Volcano(火山)

 Scooby Dooby Do

 Window(窓)

 

先生や他の子が言ってたのを聞き取って「これってどういう意味?」「こういう意味で合ってる?」と聞いてきたフレーズ↓

 Stand up(立って)

 Come here(こっち来て)

 unbrella(傘)

 

この頃の授業内容

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【姿勢、言動】

・初めて朝も夜も「学校怖い」と言わなかったので超進歩!

・むしろ「もう怖くない!」と言ってくれた。涙

・カフェテリアで給食を買い始めた。

 →この頃からずっと週2は給食、週3はお弁当持参で継続中

 

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1ヶ月半経過(10月上旬)

【姿勢、言動】

・みんなの模範となる行動ができたということでクラスのリーダーに選んでもらえた。

 (Patience 忍耐強さ、寛容さにおいて)

その時の記事

 

この頃の授業内容

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2ヶ月経過(10月中旬)

【英語力】

・フォニックスによる読み書きが少しずつ身に付き始めたと実感。

(おそらく通常授業ではなくESLでやっている?)

・3~4文字の簡単な単語は、子音と母音を聞き分けて単語を綴ることができる。
 家でも私が発音して娘が書くという遊びをしたがる。

Cat、Hat、Rat

Get、Set、Let

Bad、Bat、But

Sun、Son、Song、Sing、Sand、Land

など、子音や母音を入れ替えて、正しく書けるか遊び感覚で。

 

【姿勢、言動】

・学校の図書室でこれまでは先生の計らいで日本語の絵本を借りてきていた。(日本語の蔵書は少なく、3歳向け位の簡単なやつが少しあるだけ)私が娘に「英語の絵本借りておいでよ」と言っても「え~…」などとはぐらかしていたんだけど、この頃初めて英語の絵本を自発的に借りてきた!

・初めてクラスメイトの誕生日会に参加。

 

・一方、先生からはネガティブな話。娘の授業への取り組み方やクラスメイトへの接し方で問題があると指摘された。

 娘はほとんど喋らず意思表示をしない。先生はスマホの翻訳アプリを使ってYes/Noで答えられるように質問したり、指差しでもいいと娘に伝えているが、それすらしてくれないことが多く困っている。

 お友達が助けようとしても、プイッと顔をそむけて拒絶していることもしばしば見受けられる。

 

→娘にどうしてそんなことをしてしまうのか聞くと、先生に対しては自分でもよく分からない、もしくはうまく説明できない模様。お友達に対して冷たく接しているのは、数名の子たちが娘にしつこく構ってくるのがイヤだからだと。

娘が少し英単語を喋るだけで、その子達は毎回「きゃ~~~~~~!!!○○が英語喋った~~~!!!すご~~~い!!!!」と騒ぐので、娘は喋るのがイヤになってしまうらしい。(確かに、毎回過剰に注目されるのは喋る気なくすのも理解できる…)

 

・先生からの提案で、先生に対して少しでも娘が意思表示しやすいようにビジュアルツールを用意してもらった。

 家庭でも娘にこの絵を見せて指差して、自分の意思や気持ちを伝えるように促すことに。

 

 

しかし、どこまでも頑なな娘は、先生がせっかく用意してくれたこのビジュアルもほとんど使わなかったらしい。

 

それでも先生や私が娘の助けになりたいという想いは伝わったはず。

直接的に役には立たなくても、間接的には娘の支えになったと思う。

 

この頃の授業内容

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2ヶ月半経過(11月上旬)

【英語力】

・英単語や英文を書きたいからと、よく私に綴りを読み上げるよう要求するようになった。
 アルファベットの読み→文字にすぐ変換できるようになり、

 ”L-U-N-C-H” と私が読み上げれば、その通りLUNCHという単語を書ける。

 

・フォニックスの"Silent e"の仕組みを授業で理解して、私に説明してくれた。

 ”Cake”,”Bike”,"Role"のように、最後にeが付くとその前の母音aeiouをアルファベット読みで発音するルール
 

・絵本の読み聞かせ中に出てきた”cove”という単語を、私が「えっと、洞窟だったかな」と言うと

 娘が「洞窟はcoveじゃないよ。caveだよ」と指摘してきた。

 ※調べたら、coveは、「小さな湾、入り江」という意味でした笑い泣き

  (coveでも洞窟という意味もあるみたいだけど、一般的に洞窟はcave)

  caveはこの頃アマリロ旅行で行ったので覚えていたのかと思われる。

  →その時の旅行記事

 

・学校で聞き取れる単語やフレーズが増えてきた。

 

聞き取れたフレーズ

”Every single table”

”Every single day”

”Every single star”

"Looks so yucky"

”Clean it up”

 

言うようになったフレーズ

"WHAT?????"

”Mummy, good night”

 

この頃の学校の授業内容

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【姿勢、行動】

・学校のTシャツ(校名が入っている Spirit T-shirtと呼ばれるもので、アメリカでは小学校~大学まで一般的)

 を今までは要らないと言っていたが、欲しいと言うようになり購入。

 毎週金曜日は着ていくことが推奨されているので、現地校の一員として着て行っている。

・町の図書館のカードを作ったので、ほぼ毎週英語の絵本を10冊ほど借りて読むようになった。

 毎日読み聞かせる時に、日本語の絵本とどっちでもいいよと言うと、英語の絵本を持ってくることも増えた。

 

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3ヶ月経過(11月中旬)

【英語力】

・初見で読める単語がかなり増えた。(意味は分からなくてもとりあえず読める)

 フォニックスの効果を大きく感じる。

 「”Dino”は【ダイノ】じゃなくて【ディーノ】だよ。だって最後がSilent Eじゃないもん」

 とすぐに判断できていた。

・簡単な単語を組み合わせてお友達と会話ができるようになった。

 友達の言っていることも単語の断片を聞き取って解釈している。

 

例1)

学校で友達に”Sticker tommowow”と言われ、娘は”OK”と返事。

帰宅後に「こないだ○○からもらったステッカー明日持って行かなきゃ!」と用意。

(その子から前にシールをたくさんもらってきたことがあった)

実際、翌日登校するとやはり”Skicker?”と聞かれたそう。

ステッカーを渡すとその子も喜んでみんなでペタペタ貼って遊んだらしい。

 ※ちなみに、英語でシールは”Sticker”で、”Seal”は違う意味になる。

 

例2)

友達に帰りのスクールバスで”△△ park today?”と言われ、娘は今日近所の△△公園で遊ぼうという誘いだと理解して

”□□(弟)sick”と返事をして、弟が風邪で休んでいるから行けないという意思を伝えたそう。

友達は”OK”と言っていたらしく、おそらく意思疎通できている?

 

【姿勢、言動】

上の会話が成り立つようになってきた話にもつながるけれど、

具体的なやり取りの内容は不明だけど、お友達の家で遊ぶ約束をして帰ってきた滝汗

 

うちの子がマインクラフトをしたことないから、その子の家で一緒にやろうということになったらしい。

相手の子(我が家の斜め向かいで近所)に約束したか直接確認したら「うん。何時でもいいよ~」と。

→実際、娘と息子だけでお友達の家にお邪魔してきた。

 うちのすぐ目の前なので、何かあったら帰ってきてねと伝え、相手のお母さんにも挨拶して私は家で待機。

 

1時間半後に帰ってきた娘と息子は「楽しかった~!」と。

英語オンリーの状況で、すごいなぁ…

様子を聞くと、相手のお母さんからいくつか質問もされて、やはり断片を聞き取って返事したとのこと。

”Daddy Name?”(お父さんの名前)という単語が聞こえたので、父親の名前を答え、

”Mummy Name?”(お母さんの名前)も聞かれて答えると、1文字違う名前で聞き返されたので、

”No Sumako, Sumaho!”(スマコじゃないよ、スマホだよ!)と答えたらしい。

 ※スマホは仮名です。

 

・英語ができなくてもジェスチャーで乗り切れる!という自信が付いている。

 今まで私に一緒に来てほしいと言っていたような状況でも、最近は「ひとりで大丈夫!(指差したりジェスチャーをして)こうやってお話できるから!」と。

 

 


以上、手元のメモを元にまとめました。

 

これからもちょこちょこ記録しておきたいと思います。