テレビ報道は大げさの極地っ! | 絵夢のアダルト見聞録

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「備えあれば憂いなし」

たしかにそのとおりなのですが。

でも、テレビ各局のあまりにも大げさな報道ぶりが目立ちすぎます。

これって、あおり運転とあまり変わらないような気もします。

中でも天下のNHKは、全国津々浦々のテレビ画面の外枠をほぼ占有して台風や暴風雨情報をタレ流しています。

気持ちはわかるんですが、特定の地域限定ではなぜいけないのでしょうか。

台風や暴風雨情報って全国民が一丸となって分かち合うべき、かつ即時性の高いものなのでしょうか?

そしてさいごには「自分の命は自分で守りましょう!」と結びます。

これらのテレビの大げさな報道が、いつの間にかオオカミ少年と化していることをテレビ局自身は知る由もありません。

かつて、いつも大げさな報道に慣れて、天気予報を甘くみたご高齢者が逃げ遅れたこともありました。

またNHKは、ひたすら受信料の正当性をアピールしているようにもみえます。

さらには、各局そろって朝から晩まで、過去の最大級の台風や暴風雨被害映像を倉庫から引っ張り出してきて、これでもかとタレ流して、視聴者をことさらあおり続けるさまは、あおり運転そのものではないでしょうか。

そしていつも、「数十年に一度っ!」と大げさに報じる台風や暴風雨が、実は毎年、いや毎月のようにやってくるのです。

「警報級の暴風雨」という表現は、今や枕ことばと化しています。

誰も信用しません。

それでも、各テレビ局同士で競い合うがごとく、これでもかこれでもかと、ひたすら超大げさに叫び続けているのです。

たとえば、ピンポイントで映し出される雨水で埋まっている道路が、実際には市内でそこ1箇所だけだったりとか。

カメラのレンズにわざとらしく水滴をつけておくとか。

溢れ出した地下水によって流されてる鉄板をそのまま撮るだけ、事故につながらないように押さえるのが先でしょうとか。

いわゆる、美味しい映像とでもいうのでしょうか。

まさか、テレビ局にとっては、人命よりも優先されるとは決して思いませんが。

さらには、台風や暴風雨の取材はできるだけ軽装で、嵐が過ぎ去ったあとの晴天時の取材はヘルメットなどで重装備する、というのがテレビのお天気レポーターの基本のようにもみえます。

まるで、地震カメラを固定しているネジを故意に緩めておくみたいな。

加えて、被災地からのお涙頂戴の映像がタレ流されるにいたっては、報道もバラエティも境界がありません。

除雪した雪で山のようになったところを一生懸命歩いて、作為的な印象操作を行うのは常套手段となりつつあります。

先日の北朝鮮が発射した軍事衛生用のロケットの報道も、対象地域を沖縄としつつも全国津々浦々へ放映しました。

天下のNHKとして、有料の公共放送の役目は果たしていると誇示したいのでしょうね。

ほとんどの番組の中と合い間で、番宣ばかりをしているNHKらしいですが。

とにかく、テレビは大げさな報道を社是としているみたいです。

関係者の皆さん、こんなことばかりしていて、恥ずかしくないのでしょうか。

コロナ禍でのめちゃくちゃに大げさな報道の数々をはじめとして、すべてがこの調子なのですから視聴者、特にご高齢者の皆さんは、血圧も上がってしまいますね。

それでも、ご高齢者にとって、テレビは命の次ですから、観るなと言われても無理なご相談なのです。

中国の春節にて90億人が移動するという報道についても、1人1回の乗り換えだけで往復した場合、4人とカウントするなんて、詐欺そのものですよね。

また、テレビって、個人の不祥事に対しては異常なくらい朝から晩まで超大げさな報道を繰り返していますが、自局内の不祥事に関しては何事もなかったかのごとくとてもとても静かなのです。

これに比べると局アナによる超大げさな食レポなどは、ディレクターの指示によるもので、とてもとてもかわいいものです。

本日の結論です。

テレビ局の皆さん、ホントのホントの災害が起こった時のため、そうでもない時の報道は、決して他局と競い合うことなく、事実だけを正確かつ多少控え目にお願いいたします。