白檀のほのかな残り香のもと、今朝もひとり快適な目覚めを迎えました。
さて、今日は、宿泊先の近くのサン・ラザール駅から電車に乗って、マリー・アントワネットゆかりのヴェルサイユ宮殿へと、足をのばしてみたいと思います。
ところで、フランスを訪れる外国人観光客の数は、ダントツの世界一なのです。
世界遺産の数は、イタリアやスペインよりも少ないのですが、観光客の中心である世の中の女性にとって、フランスは、世界一魅力のある国なのでしょうね。
それにしても、日本へ来る外国人の6~7倍くらいとのことですから驚きです。
これから向かうパリ郊外のヴェルサイユ宮殿がある街は、電車で30分ほどですので、できれば現地ツアーではなく、自力で行かれてみてはいかがでしょうか。
ひょっとして予期せね出会いや新しい発見があるかもしれません。
それが旅の醍醐味ですね。
なお、電車に乗る時には、必ず切符にタイム・スタンプを押しましょう。
ヴェルサイユRD駅に着いたら中央改札を出て、すぐ左手の方角へ進みましょう。
しばらく歩くと、たいへんこじゃれた市場(マルシェ)があらわれます。
見つかりましたか?
良く見かけるもの、初めて見るもの、ちょっと形が違うもの、どれも美味しそうでしょう?
そういえばまだ朝食を食べてなかったわ!
突然の空腹に、とりあえずマルシェの近くのカフェへ飛び込みました。
クレープとシードルを注文、外の空気と空腹とが相まって、これが実に美味しい!
どれくらい?と聞かれても、これくらい!と答えるしかありませんが、それくらい美味しいのです!
近くの路上のストリート・ミュージシャンが奏でるヨーロピアン・ジャズのサウンドを遠く聴きながら、至福の時をここヴェルサイユの街で過ごしました。
これから、かつて、マリー・アントワネットが住んでいたヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
それでは、この続きは次回へ。