NHKの報道はひどすぎますっ! | 絵夢のアダルト見聞録

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最近のNHKのテレビ報道は、ちょっとひどすぎます。


中でも元旦から2日にかけてのNHK総合テレビの報道は、あまりにもお粗末で、ひとこと言わずにはいられません。


・元旦の能登半島地震にて、NHKの女子アナが「テレビを見ていないで逃げてくださいっ!」と絶叫していました。でも震度7の揺れの中、のんびりテレビを観ている人なんて、どこの世界にいるのでしょう。NHKの女子アナの見識の欠落ぶりには恐れ入ります。


・羽田空港での航空機接触事故でも、NHKの女子アナは、海保の航空機を「MA722型固定翼機」と何回も連呼していました。滑走路を使うのですから固定翼機なのは当たり前のお話です。正しくは「ボンバルディア社製MA722型機」と言うべきところなのです。ひたすら固定翼機と強調しているのは、一般教養の欠如以外の何ものでもありません。観ているほうが恥ずかしくなります。


・JALの危機管理能力の高さに比べて、NHKの報道は天と地ほどの差があることを露呈しました。あらかじめ非常事態用のテロップをいくつか用意しておくべきでしょう。女子アナのアドリブだけにまかせるのは非常に危険です。今回も女子アナの頭の中は「津波」のことだけしかありません。「ただちに高台へ避難してください」を連呼していました。本来は、建物から出てくださいとか、道路の地割れや陥没には十分注意をしてくださいとか、車は使わないようにしてくださいとか、火の元を消してから出てくださいとか、橋は決壊する恐れがあるので使わないでくださいとか、崖崩れにはくれぐれも用心してくださいとか、地震の際はいろいろと話すべきことがあるでしょう。東北のことしか頭になく、熊本、阪神、北海道などでの経験はすっかり忘れてしまっていました。あまりにもお粗末すぎます。


・NHK総合テレビは、元旦と2日の2日間のほとんどが、地震と航空機事故のニュースだけでした。ところが3日と4日はその反動とばかり、1日中、ほとんどが正月特番のバラエティ番組ばかりでした。この見事な変貌ぶり、果たしてNHKは国民のための有料の公共放送なのでしょうか?今さらながら疑ってしまいました。


・それから、かつてNHKの報道は「これから津波の映像が流れます」と注意喚起してから津波の映像を流していました。でも今回は、何の前触れもなく、押し寄せる津波の映像をタレ流ししていました。東北の被災者への配慮がまったく欠落したこの非常識な報道ぶりには辟易してしまいました。


・ニュースウォッチ9のキャスターが入れ代わり立ち代わり能登半島の被災地へ車数台で取材に出かけていました。現地の道路事情が悪い中、救援物資の輸送が最優先のはずなのですが、そんなことなど眼中にはありません。これでは、被災地から救援食料を食べながら選挙活動をしているレイワの山本代表とほとんど変わりありません。たしかNHKには金沢市内に金沢支局があったはずです。しかも現地の人たちは誰も身につけてないりっぱなヘルメットで重装備して、単なる野次馬と化しているのには笑ってしまいました。また別の女性レポーターが、被災地の子供に対して「今何を食べたい?」とインタビューするにいたっては、NHKが得意とする放送倫理違反以前の問題です。この稚拙な質問には、さすがに空いた口がふさがりませんでした。私ならこう答えます。「今欲しいのはマスゴミじゃなくて救援物資ですっ!」


・ゲスの勘ぐりですが、避難場所での大変な生活ぶりを取材したNHKのキャスターやスタッフの皆さんは、金沢のホテルへ戻って、豪華な食事とお風呂で取材の疲れを癒やしているのではないでしょうね。なんとなく気になります。


・さらに余談ですが、テレビのお天気カメラって、ボルトが2〜3本外れていませんでしょうか。あの揺れ方は尋常ではありません。視聴者をアオるのも大切なお仕事とはいえ、あまりにも大げさ過ぎる演出をマノ当たりに観ているとあのオオカミ少年を思い起こさずにはいられません。


・さらにさらに余談ですが、NHKの報道番組でかならず登場する○○に詳しい専門家のお話、よくよく聴いていると我々一般の人でも話せるような当たり前の内容だったりして、変に自信をもったりもします。


とにもかくにも、最近のNHKのテレビ報道はちょっとひどすぎます。