あんにょーん。
一旦涼しくなってやれやれと油断してたら、またまた暑いですね( ;´Д`)
すんちゃんからの恒例の『オッレの夏』の始まり/終わりのお知らせがなかった今年の夏は、まるで蜜のかかっていないかき氷のよう…….、いえ、空気の抜けた浮き輪のよう…な、虚しさがありましたね、、、
(全然うまいこと言えてないで)
少し間があいてしまいましたが、巨済・釜山旅①https://ameblo.jp/saounri1212/entry-12502910537.html
の続きです。
巨済2日目。
この日の出来事はサラッと。
息子が行きたがっていた"でっかいプール"へ行きました。
宿から車で7、8分のところに『大明リゾート』という大きなリゾートホテルがあり、そこに併設されている『オーシャンベイ』というプールが本日のメインです。
出発前、宿のオンマに
「デミョン(大明)のプール、あそこは恐ろしいよ!すごい人だからね!メーッチャ人いるよ!ケガしたらだめだよ!!子供ちゃんと見てね!!!ケガしないようにね!!!!」
と何回も注意、、というか脅されましたwww
あんなところ行くのかい?みたいな怪訝な顔されてw
プールがなんでそんなに危険かな?
って日本人は思うけど、聞くところによると韓国人は泳げない人が多いんだったよね。
水泳の授業もないし、そもそも学校にプールがない、と。
そんな事もあってのオンマのあの心配のしようだったのかなーと今になって思います。
オンマ、朝ご飯出す準備もしてくれてたみたいで
「朝ごはん食べるならあるよ。食べて行きなさい!」
とも言われたけど、うちの子、起きてから数時間経たないとお腹減らなくて、無理やりたくさん食べさすと吐き気をもよおすっていうやっかいな体質(;´д`)
私も無理したら食べれるけど、この時はお腹空き空き〜って訳ではなくて、だけどそれを説明する語彙力もなくてただ
食べなくても大丈夫〜!
向こうで何か食べます!
ありがとうm(__)m
って断ったら、
「そうかい?まぁ、向こうにも食べ物売ってるから、、しっかり食べてから遊んでおいでね」
って心配そうに送り出してくれました。
大明リゾートまではアボニムが車で送ってくれました。
島なのにこんなにたくさん住む人いるんかな?…って思うほど。
巨済は造船業が盛んなのだそう。なのでそれ関連の人たちで栄えてるのかもしれない。
…とはいえこのご時世、韓国の造船業ってどうなん…?とかいらぬ心配をしてしまう。
でもこうやって綺麗なマンションがたくさん建築されてるってことはまだイケイケドンドン(古)なのか、それとも造船に代わる新しい産業が発展しつつあるのか。
息子が
「このへんマンションがニョキニョキ生えてるな」
って言うから、まさに"生える"って動詞がぴったりだったのでわろてしまいました。
あっという間に大明リゾート着。
ホテルのロビーを通り、プールに直結してるチケット売り場に着くと、オンマの予言通り、受付からすごい人〜!!!(◎_◎;)
この日は金曜日で、韓国も夏休みとはいえ一応平日なのに。
長い列を並んでチケットを買う。
担当してくれた受付のお姉さんに下手な韓国語で
「大人の女1人、子供の男1人」
(待っている間に読んだ説明書きに"大人/小人、性別、人数を言うように"と書いてあったので)
と言うと、お姉さんが
「にほんじんですか、、、?」
と恐る恐る聞いてきた。
え?!そうですっ(*゚▽゚*)
巨済に来て初めて聞く日本語に嬉しくなる。
そしたらお姉さんも日本語が話せて嬉しいのか、ものすごく笑顔で少し照れながら、ゆっくり丁寧に日本語で対応してくれた。
あ〜、日本語嬉しい、、、
すごくラク、、、
プールを楽しみにしつつも、実は気を張ってたんだなーとその時気づきました。
オンマからの注意喚起の事もあるし、なんだかんだ巨済ではほんとに日本人に会わなかったから、韓国語頑張らなきゃ!とか子供守らなきゃ!とか旅を楽しむ以前に、自分でも知らないうちに肩に力が入ってたもよう。
受付の姉さんの優しい対応、たとたどしいけど心のこもった日本語のおかげでフッと気持ちが軽くなったのが分かりました。
プールは日本の大きなプールとほぼ変わりません。
快晴!!プール日和!\(^o^)/
ただ、アトラクションが激しい。
波のプールとか流れるプールとか、波の起こし方が雑www
それが楽しくもあるんだけど。。
流れるプールも激流。
ナガシマジャンボ海水プールのCM分かります?(関西、中部限定かな)
激流が襲いますっていう。あんな感じ。
コレ↓
それでもって人が多いから波がやって来るたびに、映画『新感染』のゾンビが山のように迫って来るシーンを彷彿させますwww
※ホラー画像閲覧注意※
↑こんな風に波と一緒に人も山になって押し寄せて来る感じ。゚( ゚^∀^゚)゚。怖
(流れるプールは全員大きな浮き輪をしてるので人と人が直接ぶつかったりはないです。ご安心を)
小さい子ゾーンもあり
子供用の緩やかな流れるプールもある。
あと韓国のプールではお決まりなのかな?
数年前行ったソウルの漢江公園市民プールもだったんだけど
帽子必須。
被ってないと絶対水に入れてくれません。
これほんまなんで??
ちなみに帽子は水泳帽じゃなくてもどんなものでもオッケー。
あと、波のプールや流れるプールは
救命胴衣必須。
これは泳げない人が多いからなのかな〜?と
ライフジャケット借りるのに別料金がかかるので、めんどくさかったです。
最初、なんでこんなにライフジャケット着てる人多いんだと思ってたけど、着てないと入れないエリアが多いからなんですね。
軽食のコーナー
息子はポテトとナゲット食べてましたけど、お隣の家族が食べてたトッポギが山盛りでめっちゃ美味しそうでしたw
フードはこれ以外にもハッドクやドリンクの屋台みたいなのが屋外にありました。
大明リゾートにはマリーナも併設されてて、ジェットボートやバナナボートなどマリンアクティビティもここで体験できるみたい。
息子はとても楽しんでいたけど、私は楽しみつつも若干かったるかったです←
(子供の遊びに付き合うってそんなもんよね?)
ただ、嬉しかったことが1つ。
ライフセーバーのお兄さん達のイケメン率高し。
や〜、眼福だったな(///Д///)
そうそう、ここのプールの謎がもう一つ。
入場時に持ち物検査があったんですけど、私持ち込み禁止の物を持ってきてて、取り上げられたものが1つあります。
それが意外でびっくりしたんですけど、なんだと思います??
シンキングターイム
チッチッチッチッ
答えこちら。
↓↓
『レジャーシート』。
……は??(´⊙ω⊙`)
でしょ?
どうやら場所取りをしちゃダメって事みたいですね。
休む場所が欲しいなら、お金出してカバナやビーチチェアを借りなさい、って事のようでした。
取り上げられたものはもちろん帰りにちゃんと返してくれます。
預りの札の特記事項にまたまた
사오리(さおり)、일본인!(日本人)
って書かれててちょっと笑いました。
しかもビックリマークつきwww
なんかかわいいw
前回の『さおり(日本人)』についてはこちら↓
プールから上がると、ホテル内にBBQチキンの店舗があったので入りました。
プールを眺めながら
モッパンYouTuberがよく食べてるチーズボール。
店内で食べます、って言うとがっつりお皿に盛られてきたので、食べきれるか不安になって
コレ残ったら持ち帰りできますか?
って聞いたら、すんなり「はい、できますよ」と返ってきた。
私が今現在一番上手く発音できる韓国語は
「持ち帰りできますか?」
かもしれない。゚(゚^∀^゜)゚。
食いしん坊万歳。
大明リゾートを出て、この後は巨済の綺麗な夕景を見に行きたいなぁと思って狙ってた場所があったけど、2人ともぐったりだったのでそのままタクシーで宿に戻る。
オンマがおかえりーって桃を出してきてむいてくれました。
はー、落ち着く。(*´д`*)
この後はまたワヒョンのビーチへ。
海岸前にあるコンビニにワンコがいた♡
めっちゃいい子でかわいかったぁ(*´д`*)
日本でお留守番してるモチコ思い出して会いたくなった( ; ; )
もっちゃぁぁぁーーーーーん!!!!!!←発作
(また後で写真のせます。めっちゃ美人なうさぎです)
息子は発射台のような山を波打ち際に一生懸命つくって、その山が波で崩れるか崩れないかを楽しんでいました。ひたすら。
そしてその発射台から花火の最後の一本を打ち上げたかったらしく、点火の準備したのに、いざ火をつけようかという時に、ある家族がその花火の近くの波打ち際でパシャパシャと遊び始めた。
そのまま火をつけるには危ないので、
「火つけるのちょっと待とう。近くに人がいなくなるまで待って」
と息子に言う。
しかしその家族、待てども待てども波打ち際での戯れが終わらない。
しびれを切らした息子が
「まだあかんのーん??せっかく台作ったのにぃー!」
とかブーブー言うので
「いいからちょっと待って。あの人たちもうそろそろ帰るやろし。」
と私も相手が韓国の方(推定)なのをいい事にどうせ聞こえないだろうとそこそこの声量で日本語で会話してた。←サイテー
すると
その家族の母親らしき人がじーっとこちらを見つめてくる。
そして、、、
「もしかして、、日本人ですか??」
と。
流暢な日本語で声をかけられた。Σ( ̄口 ̄*)ノハッ
ぎぇぇぇぇ!!!!!!
日本人の家族だったの?!?!?
私散々、何話してるか分からないだろうと思って
「あの人たち帰ったら」とか失礼ぶっこきまくってた!!!!
恥ずかしい!!!!
恥ずかしすぎる傲慢日本人旅行者だ!!!!(ノ_<)
と心の中で自分をぶん殴りたい気持ちで
「そ、そうです、、、日本人ですか??」
と私も聞き返すと、
「いえ、私達は韓国人なんです。」と。
なんと、その方は日本に留学経験があって、その後日本で10年間も働いてたそう。
もちろん日本語はペラペラ!
相手は韓国人だから理解できないだろうとたかを括って大きな声で日本語で息子とやり取りしてたのがますます恥ずかしくなるシチュエーション。・゚・(゚`ω´゚)・゚・。
ヒェェェごめんなさい…!
誰か私を砂に埋めて(TTTДTTT)
でもその方は私達の失礼な会話をほとんど聞いていたにもかかわらず、
「ずっと、話しかけようか迷ってて。こんな田舎で日本語が聞こえてくるなんてビックリして!」
と嬉しそう。
その方、순화(スナ)さんとおっしゃるのだけれど、穏やかで品があってすごく素敵な奥様。
そのまま話が弾んで色んなことを話した。
スナさんにはお子さんが3人いて、真ん中の男の子がうちの子と同い年!
そんな共通点もあってますます親近感がわく。
上の子と下の子は女の子で名前はユナちゃんとミナちゃん。
「日本でも通用する名前ですね!」
と言うと
「あっ、そうなの〜、名前つける時にそれを意識したかもしれない(*´∇`*)」
とスナさん。
自分は日本に住んでた時に、自分の名前が日本人に馴染みのない音だったので子供には日本ぽい名前をつけたかったそう。
お子さん達にも自分のように日本に留学してほしくて、少しずつ日本語を教えているのだとか。
「だけど全然なの〜(^_^;)」
と。子供達に日本語を披露させようとするんだけど、お子さん達恥ずかしがって、しゃべってくれなかった。
でも「そーですねー」とか「いいですねー」とか兄弟姉妹で遊びながら海に向かってポツポツ日本語叫んでたwww
スナさん達も巨済島に住んでいるわけではなく国内旅行で昌原(チャンウォン)てとこから来られてるらしい。
お仕事の話や日本での話、子供の夏休みの日韓の違い、話は尽きず。
もっともっと色んなお話聞きたかったけど、子供たちが飽きてきて。
せっかくの出会いだから、と連絡先の交換をしようと言ってくださって、名残惜しいけどお別れしました。
わぉ(//∇//)
まさか巨済でこんな素敵な出会いがあるとは♡
韓国のママさんとこんな長く仲良く会話したの初めて。
スナさん日本語ほんとに自然だし、接してる時の距離感とかもまるで日本人で、韓国人と話してる感じは全くしなかったけどwww
ところがスナさん達との縁はこれで終わりじゃなかったんですw
それはまた次回。
息子が待ちわびた最後の花火も上げ、さて帰ろうかって頃に、私の親くらいの年代のアジョシ、アジュンマ達がやって来て海に入って波打ち際でキャッキャやっててびっくりしました。
何の集まりだったんだろう?
この年代の方たちが砂浜で青春してるのなかなか見ない光景だよね。
いくつになっても楽しそうな韓国の方達、興味深いです( ´艸`)
この、カップアイスのジュース、この旅で何回買ったことか。
暑すぎたのでドリンクばっかり飲んでました。
巨済の2日目これにて終了。
続く