食べても食べても
満腹にならない。
ごはんだけ、あるいはお菓子
だけ、スナック菓子だけ、を
食べ続ける。
食べ始めたら止められない。
あるもの全部食べないと気が
済まない。
食べ過ぎて吐く。
食べ過ぎたことを責めて
罪悪感から吐く。
過食と拒食を繰り返す。
自分の意思ではやめられない。
やめたほうがいいと分かって
いるけどやめられない。
「自分の意思でやめられない」
という表現をしているとき、
その「自分」を操っているのは
誰ですか？
自分の意思よりも、強く自分に
指令を出す力が発生している
ということですよね。
その指令に「はいはい」と
従っている自分を眺めてみる
ことはできますか？
今、やっている
で、Yさんが
「ダイエットもしてるし食べる物
には気を付けているけど
暴飲暴食がやめられないくなる
時がある」
という話が出てきました。
このようなことに悩む
方は、過剰に糖質を欲しがる
傾向にあります。
砂糖、小麦粉、などには
それがないといられない、と
思わせるような、自分の意思
では選べなくなるような依存性があります。
あと乳製品にも依存性があるし
アルコールの依存については知られていますよね。
その状態になるとなかなか抜け
られなくなるのですが
そもそもなぜ依存症になるほど
それを求めるのでしょうか。
空腹になると、お腹に何かを
入れたくなります。
お腹が空いていると「足りない」
という気持ちが出てきます。
本当に空腹の場合はいいのですが
そんなにお腹が空いてないのに
何か食べたい、って思うことありますよね。
食後のデザートは別腹～
って言ったりもしますよね。
お腹が空いていないのに
「足りない」と思うのは
ストレスをごまかしたい、というのも
ありますが、
「私は愛されていない」という
愛の不足感から、食べ過ぎる、
というのもあるのです。
この「愛されていない」という前提が
どんな思い込みからきているのか、
を見つけ出してあげることが
過食や拒食から抜け出すために
必要な視点です。
「誰かに愛してもらわないと
満足できない」という思いを
食べ物でお気軽に満足させる
というすり替えをしているのですね。
そのあたりを見つめなおしてみると
出口が見つかるかもしれません。
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