「自分がいるんだかいないんだか分からなくなる」
こんなふうに感じたことはありますか?
例えば、人との輪の中に入れないとき
伝えたいことをどう伝えたらいいか分からないとき
自分の存在が、薄く透明になってしまうことを
「怖い」と感じるのだそう。
Sさんがおっしゃった自分の「怖さ」について
今日は掘り下げてみました。
怖さを絵にするとこんな感じ。
黒っぽくて固い表面で、ところどころトゲトゲがあって
中は暗いターコイズブルーの色で発泡スチロールのような軽さで
しかめっ面をしている「ひとりちゃん」
この子が自分の人生の中で「孤独」を感じると
いつも現れるのです。
一番覚えている記憶は、小さい自分が家族で海に行き、
迷子になってしまい、知らない人たちの中でどうしたらいいか
分からなくなって、怯えている自分。
「一人が怖い。そばにいて欲しい」
この言葉は幼稚園くらいから大人になった今でも
湧いてくる感情で、その感情にどう答えてあげるのか、と考えたら
「大人の自分が寄り添ってあげる」と言いました。
大人の自分は、このあとどういう展開になったか知っています。
10分くらい、そこで待っていれば、両親が迎えにきてくれることを。
でも、当時の自分はこの10分が
「もう両親に会えないんじゃないか」と思うくらい怖かったのです。
そうやって怯えている自分の手を握って
「大丈夫だよ、安心してていいよ。あと10分したら両親が迎えに来るからね」と言ってあげるのです。
今の自分は、子どもの頃の自分から見たら
「未来を知っている人」になります。
そんな未来を知っている人がそばにいてくれたら
最高に頼もしいですよね。
孤独を消す方法はないけど
孤独な自分と一緒にいてあげることは出来る。
孤独を消そうとするのではなく
孤独のまんま、そこにいてあげる。
そしたら
孤独=恐怖 という方程式が
孤独でも安心、と感じることができるようになるかな。
「孤独があったほうがいい理由は何だろうね」と
私が聞いたら、Sさんはとっても素敵なことを言いました。
「孤独があるほうが人と繋がれるから」
孤独は、人と人とを繋げるためにある。
人って、寂しいと生きていけないから。
寂しいなあっていう気持ちがあるから
人と繋がれる喜びを感じることもできる。
人と繋がり合えている未来の自分が
今の自分のそばに一緒にいてあげたらいいだけだね。
そしたら
世界はもっと優しくなっていきますよね。
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