【香害 その科学的な香りと自然の中にある香りとの違い】
風の香りを嗅いだことがあるだろうか
雨が降りそうな雲行きのとき、
何となく感じる、じめっとした重さのある香りを嗅いで
「あ~もうすぐ雨が降ってくるな~」と思ったことはあると思う
雨がやんで、時折、陽が差していた時の
濡れた草木の香りには
心が軽やかな気持ちになる作用がある
晴れた日の初夏の、朝の風の香りは
爽やかなソーダのようなスッとする香りで
薄い青色の風が顔を通過するたびに心地よさを感じる
私たちの周りには、自然が与えてくれる香りがある
その香りたちは、その日の天気を教えてくれ
朝と昼と夜の変わり目を教えてくれ、季節を教えてくれる
「香害」という言葉を知聞いたことはあるだろうか
強い香水の香りが苦手な人が最近はどんどん増えている
私も、甘い香水の香りが苦手て
電車の中など狭い空間でこの香りに遭遇すると
頭痛や吐き気が始まってしまう
柔軟剤の香りも気になりだすと気になってしまい
息を止めてしまうこともあるくらいだ
でも、なぜかアロマの香りには
身体はイヤだという反応はしない
きっと、お子さんのいる方はご存じだろうが、
給食の白衣を洗濯したときの
いろんな香りがごちゃ混ぜになった白衣の香りに
びっくりしたことがある方もいるだろう
テレビのCMは柔軟剤の香り戦争をしている
それにつられて購入する人がいる
その香りをまとった服を一日中着ていると
繊細な香りを感じる力がだんだんと麻痺してくるのだと思う
科学的に作られた香りと天然の香りには、
どうやら体の反応も違いを見せるようだ
季節の花の香り、畑の土の香り
採れたての野菜の香り
ベランダのハーブをもいだ時の香り
私たちの日常は
たくさんの豊かな香りに溢れていると思う
その繊細な香りたちは
科学的な香りに慣れた鼻ではキャッチできなくなってしまう
自然の中にある香りを感じることができる
繊細さを取り戻すこと
それは、安全、危険をキャッチする力にも繋がると思うし
人間が本来もつ動物的感覚を取り戻すことでもあると思う
今の自分よりも、少し世界を広く見渡せる自分になるためにも
その繊細な感覚を感じてみる余裕を自分に与えてみては
いかがだろうか
今日は、次元変更心理学コースのグループの中で
「香害」についての話題が出てきたので
それについて書いてみました。
次回は8月中旬くらいからのスタートになります。
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