先日行った国立新美術館。
建物が素敵ね~~
お目当てはこちら
なかなかの難しさと重苦しさだったわ。
かなりお好みが分かれることでしょう。
長い時間はこの空間にいられない
重さがあります。
まあ、私の主観ですよ。
人によるかもしれませんが。
この重苦しさは
人間が奥底で持っている残虐さに対する
絶望感なんだろう。
過去の歴史は、争いの歴史。
この地球上のどこかで、いつも争いは起こっていて
だから、私たち人間のすべての魂の中に、
深く刻まれている闇の部分
自分の中の残虐性、自分の中の絶望感
どっちも持ち合わせている。
そして、どっちも知っている。
そんな気持ちにさせられるのでした。
そんな重苦しい展示の最後に
今までのは何だったんですか??って感じの
昭和のスナックの看板のような
ぴかぴかと光る「来世」の文字。
・・・来世・・・・・
なんで、ここだけ安っぽいチープな感じなの??
ってちょっと笑っちゃう展開(笑)
ああ、そうか。
あの絶望の世界側から見たら
今が来世なんだ。
この重苦しい世界の絶望感を知っている集合意識達が、
あの時の絶望感、あるいは残虐性を
統合していくんだな。
そして、そのときにどんなに絶望を感じていたとしても
この地球には「次の生」がある。
何度も何度も、私たちは
この絶望を感じ、繰り返し、
いつか、この感情を昇華しようと
生まれ直しているのかもしれない。
・・・とかなんとか
昭和感漂うチープな「来世」を眺めながら
様々な想いを感じた時間でした。
クリスチャン・ボルタンスキー
テーマは
「亡霊の声を聞く」みたいな感じです。
さまよう亡霊たちは
あなたにどんな言葉を届けるのでしょうか。
行ってみたいと思われた方、
心の奥底に眠っている忘れたくても忘れられない感覚に
触れてみてください。
そして、今、この世に生きている自分は
何を昇華させようとしているのかを
ぜひ感じてみてください。
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