先日、9周年記念の
公開リーディングを募集させていただきました。
早速、お申込みくださったかたの
リーディングをさせていただきます。
＜ご相談内容＞
信頼ができないことについてです。
自分自身も信頼していないのかもしれないですが
人に対しても信頼ができないので
結局自分一人のほうがいいという気持ちと
葛藤してしまいます。
本音では、ほかの人たちとも仲良くしたいのですけど・・
距離感が分からないのでいつも自分だけ外されている感覚が
ついて回っています。
ただ、最近はココを丁寧にみていく時期になったのかな？
と思いながらも、
自分のことなのでどうしても直視できないでいます。
禅タロットの講師なので
禅タロットでお答えしてみますね～
扉の向こうに行きたいけど行けないと思い込んでいて
扉の前で立ち尽くす自分。
でも、本当は循環させたいし仲間と楽しくしていたい。
だから人との関わりを作ろうとするんだけど
いつもそれで心が消耗してしまう。
ご相談内容そのまんま～ですね。
問題点は、戦おうとしてしまうこと。
戦う思考に気づいていくこと。
本当は何に対して戦おうとしているのかに気づけば
運命の輪はいい方向に動きはじめ、
欲しいもののすべては手に入る。
そんな風に読みます。
なぜ、人を信頼できないのか、については
「裏切られたように感じた過去の記憶があるから」です。
ここをね、実際のセッションでは
「誰に対して、どう裏切られたように感じたのか」をお聞きしながら
パターンの根っこを特定していきます。
今回のようなブログ上でのリーディングでは
ご相談者様とは直接お話ししないでやっているので
私の推測で語ってしまうところも出てきてしまいますが
多くの場合、根っこに出てくるものは
「親との人間関係」です。
子どものころに、親を信頼できない、と
なんとなく思ってしまった。
ということになります。
一番大事にしたい人に疑いを持ってしまったり
一番大事にされたかった人にそうしてもらえなかったり
そんな記憶が邪魔をして
「自分のほしいもの」
（ここでは人を信頼し自分を信頼できるように
なるということ）
を手に入れることを拒みます。
「結局一人のほうがいい」と言いたくなるのは
人との関係で、これ以上傷つきたくない、という
恐れがあるからで、自分を守ろうとする行為なんですね。
ここなんです～。
「一人のほうが楽」というふうに思ってしまうのは
「人と関わると必ず傷つけられる」という
前提になってるということ。
見たい現実にしていくために
まずやったほうがいいことは、この前提を変えることです。
「人と関わると必ず傷つけられる」って
本当はそんなことないでしょ？
傷ついてしまうこともあるかもしれないけど
傷つかないでいられることもあるじゃないですか。
いつも悲しい気持ちになってるわけではなく
楽しく過ごす日もあるじゃないですか。
そこをね、「いつもそうなる」という
くくりにしてしまってる自分がいるということです。
ものすご～く細かくいうなら
「いつもってどれくらいの頻度で？」
「１０回人と会うのがあったとしたらそのうち何回傷ついてるの？」って
自分に問いかけていくと
最近の出来事の中で「傷ついた」と感じたり
「外された」と感じたりしたことが
「毎回ではない」ということに気が付くと思います。
「いや、毎回です！！」と言いたくなるなら
一回私に会いに来たほうがいいですよ～～（笑）
あなたを外す人も少なからずいるかもしれないけど
そうではない人もいるのですよね。
そこをね、一度ありのままに眺めてみてね。
ありのままに眺めてみたら
あなたが大切にしたほうがいい人たちが見えてきます。
「外されるさみしさ」を知っているあなたは
誰よりも人の心に寄り添うことができる人なんです。
自分が子供のころ、
わかってもらえなくて寂しい思いをしたのかもしれないけど
分かり合えたときの喜びを人一倍体験したい魂を
持っているということね。
だから、あなたが人生をかけてチャレンジしたいことは
「どうやったら人とわかり合い、
エネルギーを循環させることができるのか」でね
それができている世界を見たい
っていうことなのだと思うのです。
それをね、
「自分が我慢することなく」
「自分が抱えすぎることなく」
「誰かと戦わなくても」
できるようになっていくこと。
誰かの目を気にしている自分ではなく本来の自分のままで
もっと無邪気に人生を楽しんでいくこと。
「一人のほうが楽」という気持ちは
本音の気持ちじゃない。
それはご本人様も
本音では、ほかの人たちとも仲良くしたいのですけど・・
と書かれているのでわかってらっしゃる。
だからね、そんなときほど
一人になることを選ばないでください。
一人ぼっちになりたくないよ～さみしいよ～っていう
気持ちを受け止めてみてください。
そんな気持ちと戦うと
「私は間違ってない」と言いたくなる気持ちが出てきたり
あるいは
「私は一人がいいんです！」という気持ちが出てきたりします。
そんな気持ちが出てきちゃダメ、なのではなく
「そう思っている自分もいるな～」って眺める感じでいればいい。
それがマインドと戦わないということ。
さみしく思うときほど
強がらないでみて。
人を頼ってみて。
拗ねて引きこもりたくなる自分に
話しかけてあげてください。
本当の本当は
「拗ねて引きこもりたい」のではなく
「さみしいからそばにいてほしい」なのだから。
まずは、本音と向き合うこと。
そしたら、扉の向こうの世界をみることができるし
欲しいものも手に入ります。
その世界が今、見えてなかったとしても
目の前の一歩、目の前の一歩を
確実に進んでいけば、生きたいところにたどり着きます。
今回、こうしてリーディングを依頼してみてくれたことも
その一歩かもしれないですね。
今の自分をありのままに眺め
心の整理をしたいかたは
OSHO禅タロットセラピーがおススメ。
どうしても変えられないパターンがある方は
インナーチャイルドセラピーがおススメです～！
