心の中のごちゃごちゃを
整理整頓するセラピストさおです。
昨日の記事でこんなことを書きました。
その中で
子どもの問題をどうにかするのではなく
私の中の問題と思っていた過去のできごとを見ていく、
と書きましたが
自分の外側の問題を問題と決めたのは
自分側、ということです。
例えばね、
昨日の記事のケースでいうなら
ジナンくんが学校で「友達ができない」と言ってきたことで
私は、自分自身の中学時代のできごとを思い出し
「友達できないのはさみしいし、それは問題だ」と思った。
私は、私の記憶を元に
「一人ぼっちは問題です」と決めたんですね。
だから、ジナンくんの言葉に
「それは問題だ。なんとかしなくては」と考えました。
これをジナンくんの問題として考えてしまうと
ジナンくんをなんとか動かそうとしてしまいますね。
「今日は友達できた?誰かに話しかけては見たの?
席の前の人とか後ろの人に声かけてみたら?」
と、こんな感じで、ああしろこうしろと言いたくなりますね。
これでは私が、私の不安感を感じるのが嫌だから
ジナンくんを変えることで自分の過去の不安感を
感じないようにしてるということです。
これでは、ジナンくんが変わらない限り
私の不安は解消されないということですよね~
これって
私は「過去の記憶」のままに生きてるってことです。
過去にこんなことがあって寂しかったから
だから、同じようになってはならない。と思ってて
一人ぼっちにならない未来にしないと!って思ってるてこと。
「今」に過去を重ね、
「未来」に過去を見てる。ということになります。
その不安感の原因は
ジナンくんにあるのではなく
「私自身の過去の記憶」にあるのです。
私の過去の記憶からくる不安感を
ジナンくんが表面化した。
それを解消するために必要なことは
自分が不安なのをジナンくんに投影して
ジナンくんにいろいろ口うるさくいうことではなく
私自身が、私の過去の記憶と向き合うこと
が必要なんですね。
どうやって過去の記憶と向き合うかは
こちらの記事にもちらっと書いてますが
また詳しく書いてみますね~
今のお悩みから、過去の記憶を見つけ出し
その時の自分の感情を感じきる、というのをやってますよ。