先日のこの記事
この世はイリュージョンだから
の続きです。
先日の記事でこんなこと書きました。
↓
ほんとにただ映像が流れてるみたいな。
そんな感覚になることがある。(いつもではない)
今を見ているようで
過去の映像が流れていたり
動かないと思ってたものが
いきなりやってきては消えていったり
こういう感覚が
「全ては幻想である」なのかな。
↑
今を見ているようで
過去の映像が流れいるときって
例えば、
子供がぎゃーぎゃー騒いでて
「うるさーい!静かにしなさーい!」と叫びたくなる時
幼いときの自分がギャーギャー騒いでたら
お母さんが「うるさーい!静かにしなさーい!」と叫んだのを思い出し
ああ~、自分が小さい頃にお母さんから言われて
嫌だったことを、今自分の子に同じように言ってるな~、って気づいた、
みたいな感じ。
過去の映像、流れたよね。
小さかった自分の過去の記憶。
こんなとき、小さかった自分の声は
「お母さん怖いよ~言うこと聞かないと怒られるよ~」
みたいな感じね。
で
「いい子にして静かにしよう」と決めたかもしれないね。
このとき、子供は大人の言うことを聞かないとダメなのだ。
と思ったから「じゃあ言う事聞こう」と決め
「大人になって子供を持った母の自分」は
子供は大人のいう事を聞かないとダメなのだ、という
過去に決めた決まりごとを守ろうとする。
これが「過去の映像を再現してる」という状態ね。
今起きていることを見ているようで過去を見ている、ということ。
自分の子供を通して
過去の自分の姿を見ているんです。
こんなとき、もっと大きな全体で物事を眺めるなら
今、起こっている現象をみて
「子供の頃に聞いた母の声」に従おうとしている自分に気づくかもしれない。
その「母の声」は自分の声ではない。と気づけたら
内なる母の声に従わなくてもいい、
という選択肢もあるよねって思えるかもしれない。
過去の映像が流れてきても
過去の映像をつかみに行く必要はない。
そう思えたら
そのパターンは終わりを迎える。
過去の映像に乗るか乗らないかは自分で決められる。
乗らないのなら、ただその映像をつかみに行かなければいいだけ。
↑
・・とわかっていてもついつい癖でつかんでしまうものなのだが(汗)
ま、これの繰り返し(笑)