昨日の続きです。
昨日の記事私の中の封印を見せてくれる人
子どもが愛のコチョコチョ攻撃をしてくることに
怒り爆発!になってしまうのは
自分のインナーチャイルドが
子どもの頃に必死に「コチョコチョ封印!」をしたのに
自分の子供はその封印を開けようとするからだよ~って話でした。
これは、私自身が
子どもの頃、親とのスキンシップ不足
だったことを表してます。
私が赤ちゃんの頃は
ちょうど、「抱っこはしすぎないほうがいい」という子育て法が
はやった時期でもあり
きっとあんまり抱っこされてないんですね。
3人兄弟の長女、ということもあり
小さい頃から「お姉ちゃん」でいること求められてもいました。
子供だった私が父にした「こちょこちょ」が
父の逆鱗に触れたのは
父も同じように子供の頃スキンシップ不足で
育ったであろうことを表しています。
こうして、家族の中で
過去のパターンが繰り返されているのですね。
このパターンを変えていくためには
「子供に愛のコチョコチョをされると怒りが爆発する」
という自分自身の「感情」を眺めていく必要があります。
「こんなことで怒っちゃう自分」を責めてしまいがちだけど
自分を責めると、また怒りを抑圧する方向に行ってしまうので
まずは、自分の中の怒りを認めてしまいます。
「あ~、こちょこちょされると嫌だね~。」
「なんでそんなに嫌なんだろうね~」
「子供の頃に同じことをやったら怒られて
‘愛を拒否された‘って思ってしまったんだね~」
「一生懸命にこちょこちょ封印をしたのに
自分の子は笑いながらそれをしてくるから、
つい怒っちゃったんだね~」
って、自分と会話します。
・・で、「本当はどうしたかったんだっけ?」って
自分に聞くのです。
本当の本当は・・
チョーナンくんは私に対しての「愛の表現」として
「こちょこちょ攻撃」をしてくれました。
ほんとに素直な気持ちで、
ただただ、一緒に遊びたい一心で
そうしていたのだと思うのです。
本当の本当の気持ちは
その素直な気持ちに対して
私自身も「素直になりたかった」のですね。
本当は、子供の頃の自分がそうしたかったように
一緒にただ遊びたかった。
でも、子供の頃に
「絶対にもうやらない。封印する」と決めちゃったから
素直な心で受け止められなかった。
遊んでいいんだよ~って言われても
「ダメです、嫌です。それは許されません!」
って全力で拒否してたんですよね。
そんな心の奥底の叫びに気づき
「そっか~。そんなにも頑なに頑張ってたんだね」って
言ってあげる。
子供の頃、自分がしたかったように
無邪気に遊んでみる。抵抗あるだろうけど。
抵抗が強い場合は
そのもやもやをちゃんと感じます。
そして
もう、怒られることはないから大丈夫。
もう封印を解除しても大丈夫だよって
インナーチャイルドに言ってあげます。
自分の子供の頃の抑圧を
ずっと忘れていて
なかったことにし続けてきたけど
自分が子供を持つようになったとき
その隠された抑圧は「あったよ~」と顔を出し始めます。
きっと子どもたちは「あったよ~」って
親の自分に見せてくれる時
まるで「宝物」を見つけたように
目を輝かせているんでしょう。
自分自身がそれを「宝物」と思えなかったから
そのときは受け取れなかったんだけど
今なら、それがどれだけ「宝物」だったかが
よくわかります。
子どもって本当に
親を助けてくれる存在だなって思います。
今、私がこの仕事をしているのも
チョーナンくんのおかげですよね。
心の中のブロックの数だけ
みんな「宝物」を持ってるんですよ。
少しでもその「宝物」に気づいて
磨いて輝かせていくことができたら
人生ってもっと楽しくなるよね~。
そんなお手伝いができることを
嬉しく思っています。
インナーチャイルドセラピーやってま~す!