風が涼しい夏の夜です。
暑いのは苦手なんだけど
朝晩が涼しいとかなり快適ですね。
いつもは夏バテしてしまって
辛いんだけど
昨年lくらいから暑くても元気に過ごせています。
今年の夏も今のとこ元気です。
昔、といっても4、5年前
セッションでクライアントさんから
こんなことを聞かれたことがありました。
○○に行こうと思っていたんだけど
直前になって行く気がしなくなって行きませんでした。
もし、○○に行っていたらどんなことがあったかを
教えてください。
・・はい。
○○に行かないことを選んだ時点で
「行ったらどうなっていたか」の現実はないです。
たとえ、もし行ったらどうなっていたかがわかったとしても
いい現実なら「あ~、やっぱり行けばよかった」と後悔するだけなので
そんなことをお伝えする意味がないですね。
過去を後悔することは
現在を見ていないということです。
「あのとき、こうしていたら・・」といくら考えても
どうにもできないことですね。
「あのとき、こうしていたら・・」は、ないのですよ。
そう思うのは
自分の選択を信頼していないということです。
「行く気がしなくなって行かなかった」のなら
その選択をした自分を信頼すればいい。
せっかくの選択を「もし、あっちを選んでたら・・」
としてしまったら、今の自分を否定することになるのですよ。
「○○と△△、どっちを選んだらいいですか?」というのも
同じことです。
どっちがより自分を幸せにするのか
どっちがより自分のやりたいことなのか
その答えは、「自分の中」にあります。
「わかんないから教えて欲しい」と言われるんだけど
人に決めてもらって、その通りにして
「やっぱ、あんまり好ましくなかった」と思ったら
「あの時、○○のほうがいいって言ったじゃないですか~」
って言いたくなるでしょ。
そうやって、自分で選択した責任から逃れたいってことです。
セラピーで見えることは
「今のあなたがどっちを選びたいと思っているのか」です。
未来を読んでるわけではありません。
過去に選ばなかった道を選んでたら
今の自分がどうなってたか、も
セラピーでは見えません。
見えるのは、
「今のあなたがなぜ
過去のできなかったことばかりに目を向けてしまうのか」です。
大切なのは「今」です。
もし、今をうまく生きられないのであれば
過去の記憶をたどってみることはできます。
でもそれは
過去に引きづられてる自分を解放し
「今」に目を向けられるようにするためです。
「生きる」ということは
「今」しかできないこと。
過去への囚われに気づき、
過去の記憶から作られたパターンの中で
ぐるぐるしてる自分を救うのは
自分自身しかいないのですね。
そして、それを全ての人達が
できる力を持っていることに気づくことができるよう
お手伝いしたいです。