「この子、おっぱいをたくさん飲みたがるんだけど
あげすぎても大丈夫なの？太り過ぎない？」
という疑問を持つママさんがいらっしゃいます。
何度も、何度も、昼も夜もなく
「おっぱいくれ～！」と泣かれたら
ママだってつかれちゃう、のは本当によく分かります。
でも、できるだけこの時期は
赤ちゃんの希望に寄り添ってあげて欲しいのです。
授乳中（ミルクでも同様です）の赤ちゃんは
ママに抱かれおっぱいを吸いながら
ママと一体になります。
ちょうど、ママのお腹の中にいるときと同じような
ママとの一体感を感じています。
この時期、「ママとの一体感」を感じることは
その後の成長に非常に重要です。
ママが授乳に苦労したり
授乳を急いだり、せかしたりすると
ある意味、赤ちゃんにとっては
「ママに見放された」ことになってしまいます。
これを繰り返してしまうと
ママと一体になれる時間を奪われた、不満足、
という感覚が消えなくなってしまいます。
そして、そのうち
「ママに見放される前に
自分から先に見放す」ことを学びます。
そのほうが自分が傷つかないからです。
お腹がいっぱいになり、
満たされ本当に満足して
自分から自然におっぱいから口を離した、
という経験をこの時期にすることで
赤ちゃんは心を十分に満たし
ママと自分は一つである、と認識します。
赤ちゃんにとってママはエネルギーであり、
コアであり、地球であり、神なのです。
ママからのエネルギーを十分に感じることで
この地球で生きるエネルギーをチャージし
やがて、ママから離れても
自己のコアとつながり、しっかりと大地を踏みしめ
歩いていけるようになるのです。
赤ちゃんと一体になる時間を楽しんでください。
満足して、おっぱいから口を離した瞬間の
本当に幸せそうな赤ちゃんの顔を
見てください。
赤ちゃんがママを神と同様に見るように
ママも、赤ちゃんのその神々しい寝顔を見てください。
そのとき、ママも
大地とつながり天ともつながっていることを
感じることができるはずです。