こんにちは。SAORIです。
人によっては「写真撮りなよ!」って言ってくれる人もいるけど、
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●2019.04.11(70日目)●
朝6時にタシュケントに戻ってきました!
宿から遠い方の駅に到着したので、宿までどうしようかなと思ってとりあえず歩く。
地下鉄の駅までも距離があるからバスに乗ろうにもよくわかんなくて、
通りかかったバスに地図見せたら「乗れ!」って感じだったので乗り込む。
タシュケントのバスはブハラとは違ってバス停があってそこで乗り降り。
(ブハラもあるけど、手でジェスチャーして止まってもらう感じ)
無事に駅についてお金払おうとしたら「いらないよ」的な。
・・・タダなの?
そんなわけないよね、お金回収の人が乗ってるんだもん。
距離が近すぎたのかな。
とりあえずお礼を言って、地下鉄で最寄り駅まで。
朝の通勤時間には早いから混んでなくてよかった。
7時過ぎに宿に到着してチェックイン。
部屋に通してもらえたけど、みんな寝てるからバッグだけ置いてリビングへ。
朝ごはんも食べていいよって言われたのでいただき、
雨も降り出したからお昼近くまでダラダラ。
でも、今日はどうしても行きたいところがあったので、雨も止んだし午後から外出。
タシュケントには日本人ゆかりの地があります。
地下鉄に乗ってもよかったけど、ゆっくり歩いて向かいました。
ジャパニーズガーデン
閉まってるのかと思って近づいて行ったら内側にいた警備の人が出てきた(笑)
入ろうか悩んだけど、目的のこっちを見つけてしまったので。
これはウズベキスタンで強制労働を強いられた日本人捕虜の記念碑。
わたしのイメージする捕虜は衣食住も満足に与えられず、理不尽に殴られたり、蹴られたり。
次第に精神も病んでいき、亡くなってもちゃんと葬られず、代わりのある存在。
きっと彼らも捕虜になった時点である程度わかっていたと思う。
でもね、いつか日本への帰還を希望に手を抜くことはなく
ウズベキスタンのインフラや建設工事に携わったそうです。
そんな姿に、ウズベキスタンの方の見方も変わり、
時にはきっと禁じられているであろう差し入れをしてくれた方もいるそうです。
先日訪れたナボイ劇場もその1つ。
そこの壁にはそのことを記載したプレートがあります。
タシュケントを襲った大規模地震。
その時もこのナボイ劇場は倒壊することなく避難場所としても使われたそう。
時を経てその事実がまた日本人の働きを示すことにもなりました。
読みながら自然と涙が溢れてしまいました。
もちろんここはお墓ではなくて、お墓には桜を見ることなくこの地に眠った方のために寄贈された桜があるそうです。
桜が咲いてる時期には間に合わなかったけど、
きっとその桜はどの桜よりも誇り高くて尊いんだと思う。
(ここはまだちょっと咲いてた)
この方たちのおかげでわたしはたくさんのウズベキスタンの人たちに助けてもらった。
無条件だった。
言葉は通じなくても、「日本、ウズベク、🤝」ってジェスチャーで。
ウズベキスタンというか、サマルカンドに来るまで、こんなに親日って知らなかった。
日本人?って聞かれて、うんって言うと写真撮ってくれ!って。
きっとわたしの写真が一時的にブワーって広まったんだろうな(笑)
でもね、時は進む。
おじいちゃん世代の人はそうかもしれない。
でも若い世代は?いろんな日本人を見てきて、
それでもその心を持ってくれている?
それって、わたしにも当てはまるんだよね。
この日本人の方たちが「過去の人」にならないように。
ウズベキスタンの方が「わたし」を見ても「日本人だ」って思ってもらえるように。
↑これは多分桜じゃないけど、咲いてたらこんな感じなんだろうな。
記念碑を後にし、テレビ塔を横目に見ながら抑圧犠牲者博物館へ。
ロシアからソ連時代にかけてウズベクの方が受けてきた抑圧について展示されているそう。
建物が美しくて、一見わからないけど、ここは元収容所だったそうです。
そのあとはメトロに乗って宿で一緒だったベトナムの方が教えてくれたモスク。
ここはムスリムの方たちにとって重要なモスクとのこと。
間違って中に入ってしまって慌てて出る。
この裏にはお墓があり、こちらには入れるそう。
ウズベクのお墓には、恐らく亡くなった方の顔写真が印刷(言い方絶対違う)されています。
モロッコ、マレーシア、ウズベキスタンと
モスクのある国はたくさんあるけど、
国によって入れるところや入れないところがある。
(もちろんプレイヤールームは別)
それをみんなそうかというとそうじゃないと思う。
わたしは宗教のこととかよくわからない。
でも何となく、観光として開かれているところとそうでないところは違うんだろうな。