児童福祉審議会。 | おばたさおり(小幡沙央里)のブログ

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横須賀市議会議員3期目。
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【児童福祉審議会】
本日第58回児童福祉審議会子ども育成分科会が開かれました。

議事は地域型保育事業所の設置認可について、児童福祉施設の定員変更について、令和6年度の特定教育・保育施設の利用定員についてです。

新たな家庭的保育事業所の開設の件は、これまで助産院や訪問看護事業を行ってきた事業所さんによる新規の開設となります。

設置に至った経緯として、精神疾患や障がいのある方の出産があり、またその夫も病気を抱える方などがいたり、出産年齢が高齢化しており、妊産婦を支える家族も高齢化している中で、子どもに対する養育ケアが必要なお子さんに必要な養育ができるように開設をきぼうしているそうです。

訪問看護事業では看護を要する者(親等)への支援はできるけれども、保育を含めた子どもに対する支援を継続したいと考えているようです。

なお、医療的ケア児を受け入れる体制を整えるとのこと。

定員は1歳と2歳が2人ずつ、0歳1人の計5人となります。

既存の家庭的保育室の定員増(3人→5人)もありましたが、その他は定員を減らす案件が複数出てきていました。

横須賀市の待機児童、4月時点で0人を達成してはいません。

しかしエリアによっては定員に満たないところも出てきている現状ですし、これからも子どもの数自体は減ることは目に見えています。

今後の児童数を見越したうえでの計画策定について、審議会の委員の方からもご意見がでていました。

「子どもの数が減ったから結果的に待機児童がゼロになった」という状況ではない形で待機児童がしっかり解消されるよう、公が責任を持って取り組んでほしいと思います。