昨日横須賀市再犯防止推進の為の会が開かれました。
※資料は後日いただけるそうで、今手元にありません。若干抜けがあるかもしれません、すみません...
メンバーは市役所関係部局、市内3警察所、久里浜少年院、横須賀刑務支所、保護司会、更正保護女性会、ハローワーク、弁護士の方々など...
参加されている方々からそれぞれの状況や、取り組みなどの紹介、質問、意見が述べられました。
平成24年、政府は出所して二年以内に再び罪を犯して入所してしまう率を16%以下に、という目標を定めました。
その後、取り組みがなされ、平成29年に出所した人の中で、平成31年末までに再入したのは16.9%だそうです。
出所する場合、仮釈放と満期釈放があります。
態度に問題があって満期釈放になる方もいますが、その多くは『帰住先がないこと』で満期釈放になるそう。
帰る場所、住む場所がないことは、再犯にいたる可能性があがります。居住支援も力を入れる必要があります。
また、再犯時の職の状況を見ると、有職の方が再犯率がひくくなっています。つまり、就労支援も大切です。
今回、横須賀刑務支所や久里浜少年院の就労支援の取り組みが紹介されました。
横須賀刑務支所にはハローワークの方も常駐しているそうです。
在所中に内定をもらう方も多いそうです。(平成29年は43名中36名、平成30年は30名中26名)
久里浜少年院では先日初めて企業の方々が来て、就労支援説明会を開催したそう。
その日在院していた半数以上が参加した、とのことです。
ちなみに横須賀では公共工事の競争入札において、出院、出所した方を雇う『協力雇用主』(現在建設業が多い)が、評価において加算にされています。