【平成29年度第3回横須賀市国民健康保険運営協議会】
本日、国保運営協議会が開かれたので傍聴へ。
議題の一つ目が神奈川県国民健康保険運営方針(H30 ~H32年度)について。
来年度から国保が県域化されます。(実務は市町村。県が定める額を、納める形になります)
今のところ試算では、標準保険料の極端な上昇はないと予測されています。
保険料は県内で統一ではありません。ただ、今後統一保険料水準とする環境が整った段階で、保険料水準を統一にするかどうか検討されるようです。
県が出した統計資料があります。
その中で出てきた基準総所得金額(総所得金額等-市民税の基礎控除金額)。
神奈川県の所得水準は東京に次いで2番目に高いのですが、
横須賀市はなんと県内33市町村中最下位。
議題二つ目は「国民健康保険費財政健全化計画」と「国民健康保険データヘルス計画」の進捗状況について。
今はひとまず国保の財政収支はプラスとなっていますが、平成25年には県から借入したり、とかなり運営が厳しい状況でした。
国保制度の維持のために、一人当たりの医療費の伸びを抑制し、被保険者が健康でいることを推奨しています。
なので特定検診受診を勧奨したり、特定保健指導の実施をしたり、医療費適正化のためにジェネリック医薬品の使用を促進したり、様々な取り組みを行っています。また収納率向上にも努めています。
目標値に達していない項目は、引き続き特に注力していただきたいと思います。