今日は、おやつのテイクアウト、小松の福新屋(ふくしんや)さんの草だんごのご紹介です
こちらの草だんごは、私が小松市の中学校で働いていたときに、和菓子大好きな先生が買ってきてくれ、その頃からの大ファンとなりました。
お店の前には、渋い緑の「かしわ餅」と「草だんご」ののぼりがはためいています。
「ブログに載せるので写真撮ってもいいですか?」と聞いたら快くOKをいただいたんですが、チキンハートな私…。なんとも中途半端な写真となってしまいました
小さな和菓子屋さんのショーケースに、素朴な和菓子が並んでいる姿って、本当にほっこりしますよね(…って、写真から伝わるでしょうか?反射して見えない?そうですよね…すみません)
そして、さらにグッとくるのがこの包装紙!
この包装紙の独特な懐かしい香りも含めて、福新屋さんの醍醐味です。
そして、家に帰って包みをオープン!
この日は、草だんご、おはぎ、柏餅を購入しました。
\草だんご 135円/
この草だんごが一番の名物!
よもぎがたっぷり練りこまれたお団子に、甘さ控えめのあんこが包まれ、うぐいす色のきな粉がたっぷりとまぶされております。
お団子・あんこ・きな粉、その全てが一体化した草だんごを一口かじると、このように、
「にゅーん」
となって、まさに至福。甘さは控えめですが、物足りないということはなく、何個でも食べられちゃいそうで危険…
よもぎは季節がありますが、一番いい時期に採れたよもぎを使っているので、いつでも濃い緑色の草だんごがいただけます。(母談。昔ラジオで聞いたらしい)
\おはぎ 135円/
こちらのおはぎは、こしあんと粒あんのハイブリッドあんこで、「和菓子命!」の母が「絶妙!おいしい!」と絶賛しておりました。
\かしわ餅 140円/
かしわ餅は、和菓子命の母の血を受け継いだ妹が、最も好きな和菓子。
葉っぱの香りはもちろんですが、お餅の部分の食感と、季節もので通年で買えないところにグッとくるらしいです。
(ちなみに私は、子どもの頃和菓子が苦手でしたが、寄る年波と共に、大人になってから和菓子が好きになりました)
石川県、特に能美・小松地区の和菓子のレベルは高い!!
以前、東京の有名和菓子店で、「え?大福が280円?高くない?でも、東京の有名店だしめちゃくちゃ美味しいはず!!!!」と、たくさんの和菓子を買い込んで、ホテルで期待度マックスで食べてみた母と妹。
それが、石川県の和菓子のレベルの高さを思い知った経験となったようです。母は特にその時の思い出が強烈らしく、石川の美味しい和菓子を食べるたびに、「え?これが120円?東京だったら280円はするわ…」など、よくわからない感じで感心しています。
確かに、人口の割には和菓子屋さんが多く、しかも個人で経営されている小さなお店がいっぱい。そして、そのお店が長く続いています。
華やかなお菓子ではないけれど、日々のお茶請けに買ったり、季節や行事ごとのお菓子を楽しみにしたり、おまんじゅうやお餅をお祝いごとに使ったり、地元の人の和菓子愛が、石川の和菓子文化を支えているんですよね。
「ごはん」のテイクアウトはもちろん、地元のお菓子屋さんの「おやつ」のテイクアウトもしていこうと思います。洋菓子屋さんもおいしいところいっぱいあるから、楽しみ買って、食べて、ブログに書くのも楽しくなってきました
最後になりましたが、福新屋さんの草だんご、おはぎ、かしわ餅、最高でした!ちまきの時期に間に合うよう、また伺いますね。ごちそうさまでした!
住所 〒923-0907 石川県小松市浜田町40
電話番号 0761-21-5492
営業時間 8:30〜20:00
定休日 火曜日
食べログ https://tabelog.com/ishikawa/A1702/A170202/17005750/
Retty https://retty.me/area/PRE17/ARE260/SUB26001/100001190086/