今日は招待状のお話。
今回のパーティーの大枠のテーマは“旅”。
旅がテーマの結婚式で招待状として使われるモチーフで多いのは、パスポートや航空券。
パスポートや航空券って、見るだけでワクワクするもんね!
本当、見るだけで仕事辞めたくなるもんね。
では我々のパーティー招待状はどうするか。
「わたくしがイメージしているのは、」
「ゲストには“結婚式に行く”というより、“旅行に行く”感覚でパーティーに来て欲しいんです」
じゃあ自分が旅行に行く時はまず何をするか。
ええ、情報収集です。主に皆さんのブログと地球の歩き方で何とかなっています。
こう見えてものすっごくビビりなので、ひたすらに情報は集めて旅に挑みます。
ちなみに南米に行く前は“現地では首絞め強盗が流行っている”と聞いたので(もう6年も前の話)
ロックな人がつけている、鋲付きの首輪をつけていこうかと本気で悩みました。
↑コレ
「自分だけ失神させられて金品奪われるなんて嫌だ」
「相手にも一矢報わねば・・・」
基本ギブアンドテイクの精神なんで、無償で与えるとかしません。
出血くらいさせたい。
なんだかギブアンドテイクの意味が違う気がしますが、まぁ良し。
あ、脱線した!
そんな感じでパーティーの招待状は、情報収集の際に用いる“ガイドブック”風にすることに。
「やっぱり地球の歩き方風ですかねぇ」
『それがおふたりっぽいですよねぇ』
『地球の歩き方ベースだと、過去にこんなのを作りましたよ』
『ガイドブック、という事であれば、歩き方以外にもこんなのもありましたけど』
と言って、オシャレ旅雑誌風の招待状をペーパー担当の方に見せてもらう。
「・・・なんか、いいなぁ」
「こんなオシャレ旅雑誌みたいなのもいいなぁ」
突然、オシャレ旅雑誌風なデザインに心が揺れるSAORI。
『え!こんなオシャレなん、俺らっぽくないやん!』
と王子。
「いいじゃん!たまにはわたくしだってオシャレぶりたいんだよ!!!」
オシャレになりたいんじゃなくて、オシャレぶりたい。
オシャレになる努力をするのは面倒なので、手っ取り早く上っ面を繕いたい。
クズな考えが露呈した瞬間です。
「要は、こんな感じのオシャレ旅写真があればいいんでしょ?」
※イメージであって、わたくしではありません。フリー素材サイトにてDL
日焼け止めを塗っているだけなのに、なんだかインスタ映え的な感じを醸し出している。
すごいよ、何でUVとか書いてるんだよ、ケチャップかよ。
じゃあちょっと、過去の旅行を回想してみましょう。
もしかしたら奇跡の1枚があるかもしれない。
※北海道の山の中で行者ニンニクを採るために、必死で斜面にへばりついている図
※ホームステイさせてくれたボリビア人の友人と、忍者の格好をしてじゃれ合う図
※なんか汚い酔っ払いに朝から絡まれる、の図
※ダロールへ行ってナウシカごっこをする図
※台湾のロケ花祭り出陣前、の図
※その毛皮の帽子被りたかったのに、護衛の者のポジションにしかなれなかった図
※ギリシャのオシャレレストランで、姉が撮ってくれた唯一の写真
ないわ。
奇跡の1枚、完全にないわ。
今、1時間くらいかけて過去の写真をざっと見返したのですが、
「なんで誰もオシャレな写真を撮ってくれないんだ」
と怒りが込み上げるくらい、なかった。
おかしい。それなりにオシャレスポットにも行っているはずなのに。
回想を終えて一言。
「うん、地球の歩き方風にしよう」
己を客観的に見る事、大事。
「じゃあ表紙なんですけど、」
「描いていいですか?」
地球の歩き方って、表紙は基本イラストじゃないですか。
だったらもう、とことん作り込みたいじゃないですか。
ペーパー担当の方のOKも貰い、表紙は描き下ろすことに。
『サイズはどうしますか?』
『実際の地球の歩き方はA5変形というサイズでして』
『定形外郵便になるので切手代が通常よりかかります』
「どうする?小さくする?」
『でもそれじゃあ雰囲気でないよな!』
「じゃあ実際のサイズと同じやつで!」
すぐ調子に乗るので、予算削減とか考えません。
いつかうちの家庭は破産すると思います。
そんなこんなでまず描いたイラストがコチラ。
これを見てボリパン王子が
『良く考えたらSAORIさん、真っ裸やん』
と言い放った。
なんか変態扱いされて不本意です。
せめて全身タイツという事にしておきましょう。
ここからの、
背景と合わせてこうなり。
このデータをペーパー担当の方へ送り、当て込んでもらうと。
こうなった。色とかフォントとか、地球の歩き方だー!
中身も本家に近付けようと、びっしりと文章を入れてもらいました。
来てくれるゲストに少しでもワクワクして欲しい。
届いた瞬間から、普通のサイズじゃない招待状に『なにこれ!』と思ってほしい。
開けてみたら、なんかこいつら変な意味で本気だ!と笑ってほしい。
パーティーに行くのがちょっと楽しみ!と思ってほしい。
そんな気持ちを込めて、細部まで作り込んでもらいました。
ペーパー担当の方には、レイアウトから文章の内容、段落の一字下げ等、
すごく細かい指示をネチネチとしてしまい、
「立場が逆だったら、こんなクライアントは胃が痛くなるな」
と思いました。本当にすみませんでした。
でも妥協したくないもんね。
以上、結婚パーティーの招待状でした。
次回は・・・他のペーパーアイテム系をまとめて書いちゃおうかな!













