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セールスコーチの松田さおりです☆
今日は8月15日、「終戦の日」ですね。
ということで、今日は自分史には書かなかった、戦争にまつわる私の思い出話をしたいと思います。
私は3歳から小学校3年生まで、父方の祖父母と同居で暮らしていました。
ある時(小5,6年くらいかな?)、学校の授業で、
「戦争に行かれたおじいちゃんがいれば、おうちに勲章があるはずです。一度その勲章を見せてもらってください」
と先生に言われました。
家に帰っておじいちゃんに
「勲章って何?おじいちゃん持っとる?」と聞くと、
おじいちゃんは快く棚の奥の方から箱を取り出し、見せてくれました。
正直、もうどんなデザインでどんな勲章だったかは覚えていませんが、勲章を見て、子供心になんだかかっこいいなぁと思ったのは覚えています。
「へ~、すごい触ってもいい?」
なんてワクワクして手に取って見ていた私に、横から、
「おじいちゃん、死んで帰ったらもっと立派な勲章もらえとったんやけどな~」
と。
幼い私は、なんで死んだ方が立派な勲章をもらえるのか理解できませんでした。
だって、生きて帰った方がすごくない?
ファミコンでも生き残った方が勝ちやのに…。
「なんで、死んだら立派な勲章もらえるん?」
すると側にいたおばあちゃんが、
「お国のために命懸けで戦ったからや。」と。
へえ…そんなもんなんか。
幼い私は深く考えることもなく、まじまじとその勲章を見ていました。
するとおばあちゃんが笑いながら、
「おじいちゃんはおっとりしとるからなぁ。あてがわれた馬までのんびりしとったらしいわ。」
と言ったので、気になって、
「なになに?何のこと?」
と聞くと、こんなお話でした。
おじいちゃんは第二次世界大戦の時、満州に出兵していました。
そこで隊は、馬に乗って移動していたそうなのですが、おじいちゃんにあてがわれた馬がすごく足が遅くて、のらりくらり歩いていたそうです
そんな時、ついに突撃の命が下され、隊員は敵に向かって一網打尽に走り出しました
ドドドドド…とすごい勢いで馬に乗った兵隊たちが駆け抜けていく中、おじちゃんの乗っている馬は「ポックリポックリ」と…
お腹を蹴ろうが鞭で叩こうが、全く駆け出してくれない
仕方なく、皆から後れを取って激戦の現場に到着すると、すでに仲間はみんな死に、戦いはもう終わっていた…。
「呑気な話やろ~?ほんでおじいちゃんだけ生き残ったんやて」
「馬が遅かったから戦いもせんままに終わってもうてな。ほんでこんな勲章になってもうたんや」
おじいちゃんもおばあちゃんも笑いながら話しています。
私もその時は事の重さがわからずに、
「おじいちゃん、すごい運やな~もし馬がまともやったら死んでたんやろ死なんでよかった~」
なんて言いながら、一緒になって笑っていました
それっきり、何十年もこの話を忘れていたのですが、30代になったころ、何かのキッカケで勲章の話が出て、この話を思い出しました。
自分の中でも笑い話だったので、笑いながら気軽に人に話したのですが、話し終えた後、その時のおじいちゃんって、どんな気持ちだったんだろう…とひとり考えました。
あの時は笑っていたけど…戦時中、現場で笑えたはず…ないよね
先に突撃していった仲間たち。
すでに静まり返った行く先に近付いて行きながら、悪い予感を感じなかったわけがない
到着してみれば、もう戦いはすでに終わっていて、仲間はみんな撃たれて死んでいた。
その光景を目の当たりにした時、私ならどんな思いになるだろう。
ましてや軍国主義の教育を受けて育ったおじいちゃん。
仲間への懺悔やら、自分を責める思いやら、軍人としての恥やら…
もう言葉には表せないくらいの、つらい自責の念に苦しんだんではないでしょうか
その場で泣き崩れたかもしれないし、自分も死のうと思ったかもしれない
満州から帰国しても、仲間のことを思えば、「生きて帰った!」と手放しで喜ぶことはできなかったんじゃないかな…。
きっと長い年月、その光景がフラッシュバックしたり、いろんな思いに悩まされたかも…
戦地から帰った人達は、夜な夜なうなされ飛び起きるようなことがあっても、そのほとんどの人が家族にも戦地でのことは話さなかったと聞きます。
殺すも殺されるも、やっていいことも悪いことも、きっと話せないくらいに辛い思いを味わってきたんでしょう
今となっては「PTSD」という言葉があって、戦場から帰った兵士の心のケアがありますが、当時は戦後の混乱で、そんな事すら言ってられない時代。
何のケアもないまま大変な記憶を背負い、「みんな同じだから」と、今を生き抜くために必死で働き、必死で家族を養って、乗り越えてきたおじいちゃん達。
そして戦後の復興を果たした強さ
本当にすごいと思う
そうやって乗り越えてきたからこそ、自分の記憶・思いを受け止める強さも身についたんでしょうか
そして40年後、その壮絶な話を、孫の私に笑って話せるようになったおじいちゃん。
今思い返すと、屈託なく笑ったそのおじいちゃんと、そのおじいちゃんをそこまで支えてきたおばあちゃんに、心から尊敬の念と、感謝の思いでいっぱいになります
ご先祖様が誰一人欠けても、自分はここにいなかった
先人たちがいろんな苦労に耐えながら、それでも後世のためにと築いてくれた今の平和。
その上に立って生かされている私たち
このことを、絶対に忘れてはならないと思う
「常に感謝をもって人を助け、魂が喜ぶ仕事をする」
これは私の事業理念です
どんなことも当たり前と思わず、常に感謝の心をもって人のお役に立つことをしたい
人に喜んでもらい、自分の魂も喜ぶような仕事を積み重ねていきたい、とい思いを込めています
終戦の日ということで、ちょっとシリアスな内容になりましたが、お許しください
でも、こういう節目にふと立ち止まって考えることも大切なことだと思っています。
どうか、この先も、平和な日々が長く続きますように…
感謝の思いと祈りを込めて、今日の投稿にしたいと思います。
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