こんにちは松田さおりです
これから初めて販売にチャレンジする方や、今よりもっとスムーズに営業したいという方に向けて、
『それって、今買えますか?』と言われて売れるハッピーセールスをお伝えしていくために、まずは自分史ブログ書いてます
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『次のステップに進みたい』
そんな思いを抱えつつ、それを実現するためにも、1日も早くスタッフの育成をしなければ…と、黙々と仕事をしていた私。
しかしながら、結果から言うと、なんとこの先5年、この環境で頑張ることになります
5年って…
結構な年月ですよね
自分でもよく頑張ったなぁと今更ながら思いますが、自分の思いの実現のために、今の仕事を無責任に放り出すことだけはしたくなかったのです
そんなことをしたら、自分の性格上きっと、心の片隅に罪悪感を抱えながらの新たなスタートになってしまう…。
それに、ここまで育ててくれた会社に、恩を仇で返す…とまではいかなくても、迷惑は最小限にして去りたい。
だから、自分が思う体制ができるまでは頑張ろうと。
そう、まさに、”立つ鳥跡を濁さず”にしたかったのです
ただ、そこから5年も頑張れたのは、それだけではありません。
これは、最後の5年だけでなく、19年間、どんな時も辞めずに頑張ってこれた一番の理由ですが、
『お客様がいたから』
です
私、本っっ当にお客様が大好きでした
入社当時、世間の風潮として、エステは”あやしい”とか、”騙して高額のモノを売りつける”とか、いろんな中傷もあった中で、「さおちゃんが言うなら!」と信じて来てくれた友人
デビューしたてのつたない私のカウンセリングで入会してくれて、以来、結婚・出産を経てなお通い続けてくれるお客様
「あなたの笑顔を見たら元気になるわ」と言って、毎月オシャレをして手土産をもって来てくれる90代の素敵なマダム
「絶対に断ってやろうと思って来たのに…」と言いながら、キレイになって喜んでくれているお客様
私は、元来『人間好き』です。
でも、お客様は、出会った方すべて、ホントにホントに『大好き』でした
どんな時もお客様のことを想うと、『今日も喜んでもらおう!』とパワーが湧いてきました。
でも実は、『人間好き』と言いながら、この仕事を始める前は人に対して『苦手』なジャンルがありました
まず『ギャル』(古い…)『プライドが高い人』、そして『年上女子』…
前2者はともかく、『年上女子』って…。
22歳で入社した私ですから、
ほとんどやないか~い
(ちなみに入社したエステのお客様の対象年齢は20歳以上でした…)
というか、実は私、小さい頃から姉たちの”女の攻防”的なものを目の当たりにして育ったので、基本的に女性が苦手でした
だから、職場スタッフも女性、お客様も女性、周りがすべて女性という環境で働くこと自体が、一つのチャレンジだったわけです
なので当然、最初は不安でしたが、ありがたいことに(選択権はなかった…)、営業として新規のお客様の体験カウンセリングを担当することになり、ギャルがどうとか年上がなんちゃらとか、言っていられなくなりました
とにかく目の前の人に喜んでもらわないと、入会してもらえない
喜んでもらおうと思ったら、自分を好きになってもらわないといけない
自分を好きになってもらおうと思ったら、まずは自分が相手を好きにならないといけない
と、言うことで、私が徹底的にやったのは、先入観や見た目に捉われず、『とにかく相手の良いところを見つける』ということでした。
あとはどんな相手であろうと『腹をくくる』
具体的に成長の道のりを話すと長くなるので、ここでは省きますが、とにかくこの2つを実行することで、びっくりするほど人に対する苦手がなくなりました!!
そして、その結果、19年で1万人近くの女性のカウンセリングをさせていただくことになり、たくさんの素敵なお客様とのご縁をいただきました。
とにかく自分がどんな状況であっても、目の前にお客様が来られると、
『よし!今日もこのお客様に”今日ここにきて良かった!”と喜んでお帰りいただけるようにしよう!』
と、気持ちを立て直し、頑張れたのでした
それだけに、退職にも複雑な思いがありました…
次のステップに進むためとはいえ、『退職する』ということは、『お客様との”別れ”』を意味します。
『一緒に綺麗になりましょう!』と約束したお客様。
『あなたが担当してくれるなら…』と言って契約してくださったお客様。
そんな思い入れの深いお客様を残していくことが、ものすごく申し訳なく、心残りで、決断に時間がかかったのも事実です。
やはり、新たな何かを得ようと思ったら、今まで持ってた何かを捨てなければいけないし、誰にも迷惑かけずに変化していくことって、難しいですよね…
そして、思いました。
無事今の役割を終えて、新たなことにチャレンジする時は、現状、雇われではできないもっと幅広いサービスで、お客様に喜んでもらえる仕事をしよう
私にしかできない仕事をしよう
と…
ただ、それって、具体的には何をしたらいいんだろう…。
エステはとっても素晴らしい仕事
でも、ただエステの技術者として生きていくのは、『私にしかできない仕事』とは少し違う…。
次のステップに進みたい、と言いながら、
この時はまだ、これから何がしたいのか、決めかねていました…。
続く。
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