先週のお話です
長男坊ぷーの通う小学校で
来年度入学する子の
就学時検診があった日
在校生は給食を食べて
12時には下校
その日は夕方からスイミングがあり
私の仕事もお休みだったため
ぷーのお迎えに行ったのですが…
いつも通りぷーと手を繋いで
通学路を歩いていると
後ろからこんな会話が
聞こえてきました
あの子、◯◯とか△△とかと
同じクラスにいる
1年でしょ?
あの子もヘンな子なんだ。
え…いきなり何
まさかの発言が衝撃すぎて
ぷーのことを言われていると
すぐには理解できませんでしたが
会話に出てきた◯◯くんも
△△くんもぷーと同じ
支援級にいる6年生。
ということは
ぷーのことを指した発言で
この発言をしたのは
きっと6年生
これに対して
一緒にいたお友達が
おまえ、それは
差別って言うんだよ!
あの子がヘンかどうかは
分からないだろ
と言ってくれましたが
相手は聞く耳持たず…
だって、あの子
朝はいつも親と一緒に来るし
ひまわり(支援級)じゃん!
と言っていました
ぷーには聞こえていないのか
自分のことを言われていると
気付いていないのか
全く気にする素振りもなく
私が早く迎えに行ったことが
嬉しいようで
帰ったら手洗って
宿題全部して
そしたら、おやつだよね?
ねっ、ママ
スイミング行くまで
YouTube見てもいい?
と、ニコニコしながら
私に話かけてきたことは
不幸中の幸い
チラッと後ろを振り返り
その子達を見ましたが
私には見覚えのない子で
同じ地域の子ではなさそうでした
が…だったらなおさら
なぜ私が毎朝
同伴登校していることを
知っているのか…
それはまぁ
大したことではないですが
支援級の子は
ヘンな子
この認識が私には
思いっきりぶっ刺さりました
ウチの子は違う
ぷーはそうじゃない
そーゆーことではありません
会話に出てきた
◯◯くんも△△くんも
私が見てる限り
どこに障害があるのかな?
と不思議に思うくらいで
2人ともぷーのことを
すごく可愛がってくれており
ぷーの話にも2人の名前は
よく出てきます
以前ぷーを迎えに行った時は
◯◯くんがぷーのほっぺを
プニプニ触っているところで
ぷーが嬉しそうなのは
もちろんのこと
◯◯くんがぷーを見る
その顔がすごく優しくて
いつもぷーと仲良くしてくれて
ありがとね
と私が伝えると
だって、ぷーくん
すっごく可愛くて
とニコニコしながら
言ってくれた◯◯くん
△△くんは
ぷーが夏休みに描いたポスターを
ものすごーーーく褒めてくれて
その際
背の高い△△くんは
膝を曲げて
ぷーと目線の高さを合わせながら
頭をなでなで
その姿を見ただけで
感極まって泣きそうだった私
だからこそ言いたい!
こんな優しい子たちの
どこがヘンなんじゃい
6年生ともなると
お勉強も難しくなり
支援級の彼らは
交流級に行っても
ついていけないことが
あるのかもしれません
感覚過敏などがあって
集団行動が難しいのかもしれないし
時にはパニックを起こすことが
あるのかもしれません
◯◯くんや△△くんの状態を
私は全く知らないので
安易なことは言えませんが
ぷーのことを
支援級だからヘンな子
と言われた以上に
◯◯くんや△△くんのこと
そして支援級のお友達
みんなを一括りにして
ヘンな子と言われたことが
すごく悲しくて
すごく悔しくて
やるせない気持ちになりました
そうは言っても
相手はまだまだ子供で
障害、特に発達障害に関しては
1人1人の特性が
本当に様々なため
相手が大人であっても
正しく理解してもらうのは
とても難しいことです
当事者になって初めて
理解できることもあります
この記事でも書いたように
発達障害児が同じクラスにいては
迷惑だと感じる親もいるでしょう
もし保護者会があれば
私は交流級の保護者の方に
ぷーの特性を話し
少しでも発達障害への
理解が深まれば…
と考えていますが
コロナ禍でそれすら叶わず
支援級だから配慮してくれ
優しくしてくれ
そんなことを言うつもりは
全くありませんが
どうか彼らが理不尽に
傷付けられることが
ありませんように…
今のところ
そう願うしかないのが現実です