人付き合いが苦手だ。
そのワードが目に入るだけで胸のあたりにもやもやっとしたものがあらわれて苦しくなる。
過去、対人関係でうまくいかなかった数多の出来事達をまだ昇華できていないし、
これからおこるであろう不和へのおそれもあるからだ。
でも考えてみれば、昔より遥かに人付き合いスキルは上がっている。
小中学生のときは一人で美容院に行くのも嫌だった私が、
今ではロボットのごとく働くコンビニ店員さんに「苗字同じです」なんて
無駄話を振って若干引かれるまでになった。
振り返ると、【公的な友達→公的な他人→異性】というステップで
その相手とコミュニケーションが苦なくできるようにクリアしてきた。
それには「人付き合い基本原則」的なものを手にする必要があった。
【公的な友達(=クラスメイトなど)】は中学生の頃、
「陰口・悪口に同調しなければ大抵うまくいく」。
【公的な他人(=店員さん駅員さん等)】は高校生の頃、
「他人は自分が思ってるほど自分に興味がないのだから胸張って生きればよい」。
【異性】は大学生の頃、
「こんな変な私でも好いてくれる人はいる」。
最後の一つはラッキーでもあるのだが、これらの武器を手に私は
つらく難しい「人付き合いクエスト」を進んできた。
ただ前述したように未だ人付き合いに対して苦手意識がある。
私がクリアしたのは基本原則やそれに準ずる原則たちに従っていればよい
いわばパターンで乗り切れる関係で、人付き合いにはまだまだその先に
臨機応変に対応していかなきゃいけないステージがたくさんあるのだ。
大学生の頃からここで躓いている。
うわべの会話だけじゃ乗り切れない、日常的に続いていく関係の相手との1対1のコミュニケーション。
短気な私だが、慎重に誠実に丁寧にこのステージを進んでいきたい。


